43 第六試合 対竹田小学校戦 (その4)
「さあ、フリートークだ!なんでも喋ってくれ」
「「「「「「「「「「・・・(シーン)」」」」」」」」」」
話しかけたオレを前で、チームのみんなは下を向きました
時間は少し戻ります
負け越してハーフタイムになりました
ベンチに戻ると、オレが何とかしてくれるだろうって雰囲気でした
何か勝つための指示をクレクレって感じです
あれだけ相手チームからフルボッコされたのにまだ懲りてないようです
普段は『自分、結構できます』とかって態度で人を見下しまくり
そんなことをしておきながら、ちょっと立場が悪くなると人を頼ります
いやね、困っている時に人を頼るのはいいんですよ
でも自分が間違っていたことを認めずに有耶無耶にしようとするのは別です
そこで冒頭のように追い打ちをかけました
ほら、オレってばあえて空気読まないから(笑)
そしたらミンナ下を向きやがりましたよ
下を向いて神妙にしていますが、心の中は違います
試合開始直後のスキをついてゴールしただけじゃね?
人を責めるだけだろ、何か指示だしてみせろや
オレ、ただの下っ端だもん
ちょっとサッカ―が上手いからって調子にのってね?
大体こんなところでしょう
考えていることがダダ漏れです
言葉で言わなくても態度で判ります
だてに歳くってないですよ
『亀の甲より歳の功』です
まあ、前世?でゆとり世代相手にした結果なんですけどね(涙)
いやマジ勘弁してくれ!って感じでした
『ゆとり世代』ハンパないです
相手をさせられた人間だけがわかります
賢しいんではなく、小賢しい@ハマ―ン様、ですから
ここはもう一発、心を折っときますか
ポキッっとね(笑)