表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
347/348

345 グランド占拠編(その9)~吉田編~

斎藤のやつが


『反則ギリギリまで手を使おう』


なんて言い出し始めた




ブラジル野郎たちが手を使っているからだ




は?


と思う



サッカーは足を使ってやるもだろう


手を使ってどうするんだと言いたい



相手が手を使って反則してくるなら叩き潰せばいいんだよ


手ごと吹っ飛ばせばいい




という訳でボールを持っているブラジル野郎(口が悪くてすみません@作者)に突っ込んでいった





たしか一番強い奴 ~名前はダミアンらしい、だってそう呼ばれていたからな~ だったはずだ


ブラジル野郎達は全員が手を使ってきやがるがこいつは一番手の使い方が器用というか嫌らしい


顔に向かって平気で腕とか肘とかをグイグイ押し付けてきやがるんだ





現に今も頬に腕を押しつけてくる


そして後ろに跳ね飛ばそうとしてきやがる


審判がいないからといってやりたい放題だな(怒)





もっとも吉田おれの背が低いから得意の二の腕とか肘が使えない(らしい)


ざまあみろ、だな




他の奴ら ~上杉とか小川とか~ なら力が入る肘を使って押し出すとともに肘打ちもできただろう


だが背の低い吉田おれにはできない


残念無念また来年だ


だがそんなことで終わらせてやるギリはない





顔をずらしてブラジル野郎の腕をデコで受け止めた


そして身体の勢いを使って腕を弾き飛ばしてやった




片や腕の力


片や全身の力


どちらが強いかは考えるまでもない




という訳でブラジル野郎はフッ飛んだ





無様にも地面に盛大に倒れ込んだ


<ドサッ>


とかの音がしていたな





え?


やりすぎ?


そんなのは関係がねえよ!


やっていいのはやられる覚悟のある人間だけだぜ!




----------------------------------------------------------


身体は小さいけど意外と武闘派の吉田くんでした


個人的には好きですけどね


力技で解決するの

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ