271 掛川学院との練習試合(その15)~澤カナの巻~
主人公の嫁(予定)のカナちゃん目線です
完全に主人公に毒されていますね
まあおかげ?で中学時代に女子サッカー界にデビューの予定
まだ下書き程度なのに予告している作者はいい度胸していますよね
どこかの作品みたいエタったらどう言い訳するつもりなんでしょうね
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縦になるんだ、縦に
キャプテンの声が聞こえるような気がします
付き合いが長いからでしょうか
試合中なのに頭に声が響いてきます
中学ではサッカー部に入りました
まあ無いから自分達で作ったんですけどね
当然監督なんてものはいないのでキャプテンがすべて仕切りっています
「小学校時代は無茶できなかったから楽だわ」
とか言いながらサクサク練習を進めていきます
おかげ?でびっくりするほど実力がつきました
・・・バスケのゴールにサッカーボールを蹴り入れることができるなんて思ってもみませんでしたね
どれだけ小学校時代は我慢していたのかと驚きです
そんなキャプテンに言われて技を作りました
男子は主に個人技なのに対して女子二人の合わせ技です
一人の真後ろに隠れるようにポジショニングする
一人目をかわしてホッとすると次がいてビックリ
そういうことらしいです
ジェットストリーム(改)だそうです
キャプテンが命名しました
どちらかというとビックリドッキリの方がしっくりくるような気がしますけどね
男子でもやらないのか?と聞いたら
「男子にこんな細かいことができる訳がない」
と言われて思わず納得してしまいました
男子はとにかく力技ですからね
とにかくゴールに突っ込むのが正義ですからね
練習では上手にいきました
ですから
「結構いいんじゃないのかな」
と言ったら
「試合で使ってみないと使えるかどうかは判らない」
と言われました
そんなもの?
森口さんと一緒に半信半疑でしたら
「その方が楽しいでしょ?」
と笑顔で言われました
なんか笑顔が胡散臭いというか、悪だくみをしていそうというか微妙なものでした
まあ後で判ったのですが
『いかにして前向きな気持ちで試合に出てもらえるか』
と考えていたそうです
責任者は大変だと思いました
・・・私の父親よりも仕事ができそうだと思うのは気のせいでしょうか?
まあ私は父親が働いている所を見たことがないんですけどね




