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238 練習メニュ―を決めよう(その3)

サッカー部のキャプテンの上杉目線です


第三者目線ってやつですかね


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「さあ書いてみそ?」


木下が黒板を背にそう言った




語尾はどこかの地方都市のギャグらしい


バカにされているようだが文句が言えない


なにせ全然書けなかったんだ





上杉(オレ)は小学校の時にサッカー部のキャプテンをしていた


自分でも結構できるんだと思っていた


でも木下に言われて練習メニューを書こうとしたんだがまったく書けなかった




サッカーをする目的?


課題?


そこから求められる練習?


そんなこと考えたことないぞ?





「木下(おまえ)の決めた練習(やつ)でいいんじゃね?」


小川が言ったら却下された





木下曰く


「得意不得意は人それぞれだから同じ練習をしても意味がなくて無駄」


バッサリ斬られた




相手が反論できないくらい問答無用で言い切る所が凄い


実際小川は口をパクパクさせたが反論ができなかった


小学校の監督だって出来なかったぞ


監督は怒鳴って子供を従わせるだけだったからな





おかげで木下の前だとオレのメッキは剝れまくりだ


ついでに小学校の監督のメッキも、だ




上杉(おれ)と同じ理論派の斎藤も頭を抱えていた


・・・考える前に身体を動かす小川と吉田と三田も頭を抱えていた




蜂須賀と澤はおな小のせいなのかなんとか鉛筆を動かしていた


あと高杉も、だ




なんで書けるのか?


胸倉を握って頭をガクガクさせて問いただしたい気持ちでいっぱいだ

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