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236 練習メニュ―を決めよう(その1)

「なあ、バカなの?頭悪いの?」


そう叱りつけた木下オレは悪くない(はず)




だって中学校のサッカーの練習メニューを作ろうってことになったんだよ?


それなのにオレが作った小学校の練習メニューをそのままパクろうとしたんだ


怒っていいよね?








いえねようやく中学校でサッカー部ができたんだよ


総勢10人


・・・きちんと11人いるとか言う奴は絶対に少女漫画愛好家おたく






こほん


失礼


オタクは一日に一度はボケないと気が済まないんだよ





サッカー部設立時の内訳は


小川達5人


木下組(オレ、ハチ、カナちゃん♀)の3人


合流組の高杉♂とその幼馴染の森口♀の2人


の計10名






え?


合流組?


なにそれ?


ですか?


作者が書き忘れたんだよ!




・・・認めたくないものだな


底辺作家ゆえの過ちというのは(ふっ)






閑話休題はなしをもとにもどす





サッカー部はできたものの試合するのに1人足りない


おまけに女子♀が2人いる


先行きが不安しかない


まあ昭和の時代のサッカーなんてこんなものだ(実話)





・・・できれば41人くらいは欲しかったんだがな









まあ足りないものは仕方がない


それにサッカー部があると校庭とゴールポストが使えるからな


これだけは嬉しい





と言う訳でさっそく練習メニューを決めることになった


早い話、部室なんてないから放課後に空き教室に陣取り皆で考えることになったわけだ


・・・昭和の時代、野球部以外の部活なんてこんなものなんだよ





ところがオレが作った小学校のサッカー部の練習メニューでいいんじゃね


小川達が言い出した





小川曰く


小学生の試合を勝ちまくったんだから究極のメニューだ


だからそれでいい


ドヤ顔で言いやがりましたよ





・・・東○新聞社から訴えられても知らないぞ


じゃなくって小学生と中学生を同列に考えるな、と言いたい





小学生くらいだとフィジカルで勝敗が決まる




だから練習メニューのコンセプトを


フィジカルの一つを磨いて秀い出させて勝つ


にした





早い話90分間走れるだけの体力を付けさせた、だ


・・・小学生の試合時間はもっと短いとかのツッコミは要らない





小学生おれが正式な90分でやりたいんだからやらせればいいじゃん


そう言ってごり押ししたんだよ(実話だ!)





言っておくが小学生にマラソンを強いたわけではない


それは児童虐待だからな





小学生の高学年くらいになると一日中遊び倒すだろ


ケイドロ(警察と泥棒)とか、だな


夏休みだと朝から夕方まで9時間くらい遊びっぱなした




良く言うだろう


子供の体力は無限だ!




実際は無意識のうちに休憩が入るからどこかのNJC搭載のGのように動きっぱなしになることはない


だが45分くらいなら動き続けることは実際不可能ではない


早い話紅白試合を延々と続けて体力を付けたわけだ





サッカーだと時速5km以下のノロノロ走りしかしない


だから止まらずにノロノロ走りして試合をするのは結構簡単だった


・・・いや最初のうちはヘトヘトだったけどな



でも慣れてくると脳内麻薬が湧き出るようで太陽炉搭載のガン○ムのように延々と動きっぱなしだった


人間やればできるものだ




言っておくが翌日の日曜は完全休養だ


安息日だからな(←ここで笑ったヤツは映画マニア)






体力がつくと同時に誰も居ない所に走り込んでボールを受け取るとか意外な副産物が出てきた


それで勝率が上がった





まあ副産物それはさておき


後半の最後まで体力が付くオレ達


後半の最後になると体力がなくなる相手チーム


そりゃ勝つでしょう


いや負ける方が難しい





以上、うちの小学生チームの勝つためのタクティクスでした


・・・オレ遊戯王になれるかもしれん





でもこれが通用するのは小学生までだ


身体が勝手にでかくなる中学生になると通用しないんだよ


第二次性徴期は伊達ではないんだ




なにせ金髪ロリ少女から巨乳美女くらいのレベルで成長するからな

 




まあ中学生に判れというのは酷かもしれん


ちょっと前までランドセル背負っていた子供だからな




・・・でもどう言えばオレの独断と偏見を伝えられるんだろう?


判りあう為に新型の太陽炉でも欲しいくらいじゃわい?

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