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184 小学校最後の試合 ~第一試合後半2~

「かかってきなさい」


というのは本当だ



特製手袋があるからだけれどもそれだけではない


試合中にもかかわらずGKのお仕事を勝手にゲーム化しているのだ


そりゃモチベーションがアゲアゲ


負けませんって




サッカーというのは相手よりも1点でも多く取った方が勝つという競技だ


当然GKの比重は大きい


そりゃプレッシャーで動きが硬くなり実力が出せないこともあるだろう





でもオレは違う


そんなことはない


・・・中身がアラフォーのオッサンだからではないぜ?





シュートをブロックするのをゲーム化したのだ


10回シュートされて5回阻止できたらレベル1


6回ならレベル2


7回ならレベル3




めざせレベル5(笑)というわけだ




だからシュートしにくるのが待ち遠しくって仕方がない


そんでもって阻止できたら嬉しい


できなくっても勝ち越しだけら問題ないよね?


そう言うこと




大体、ゴールされるか、されないか、なんて二択だからGKが育たないんだよ


ゴールされたら戦犯扱い


そりゃ凹んでモチベーションが下がるってものだ




そんなあなたにこのやり方


さあ一緒にゲームしようぜ!、だ




このやり方は某コメリカの軍隊が元ネタだ


昔、新兵に銃を渡したんだが20m先の的に全然当ててくれなかったそうだ


曰く、人殺しの道具の使い方が良くなっても嬉しくない




上官は「ごもっとも」と思ったか


「オーマイガ~ッ!」と嘆いたかは知らない



でもすぐに対策を打ち出した


手や足に当たったら5点


頭に当たった10点


心臓20点


リアルな銃を使っただけのゲーム






最初に聞いた時、バカ?と思ったね


軍隊だぞ


大人だぞ?


よく考えたな


よく実行したな


失敗するのが目に見えるようだ


・・・そう思ったオレがバカだった





実際にはグングン射撃の腕が上がったそうだ


・・・バカはオレだった




そりゃそうだ


eスポーツとか言っていい歳した大人がゲームを楽しむ世の中だ


そんでもってそれで生活できちゃうくらい儲かるってんだ


大きなお友達が世界中にいてもおかしくないわな





まあ、そんな黒歴史もあるが、いいモノは良い


ガンガン取り入れよう





で、取りいれたら楽しくって仕方がないんだ


『どんと来い、超常現象シュート


おまえたちのシュートコースは『全部まるっとお見通しだ』


簡単に言うとそういうこと





・・・あ、しまった平成ネタだった(汗)

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