173 そうだ、京都に行こう(その3)
小学校の校庭でクラスごとに点呼してから観光バスに乗り込んだ
そう観光バスだよ
観光バス
平成にもなると修学旅行では新幹線をバンバン使う
でも昭和だと京都に近い県だとバスなんだよ
バス
この時代、恐ろしいことに長距離バスやトラックに対して過重勤務の規制はなかったからな
まあ、ドア ツー ドアで目的地まで行けるのは楽ちんだけど数時間カンズメになるのはカンベンして欲しい
え?
オレ以外の生徒?
満喫していたな
男子は『金太の大冒険』をエンドレスで歌いまくっていた
え?
金太を知らない
あの有名な歌を!?
一度聞いたら忘れられない
昭和の嘉門達夫
下ネタが大好きなダンスィーの心をズッキューンと狙い撃つあの歌
・・・まあ、ローカルネタだから知らない人間がいても仕方がない
でも小学男子が好む歌を多少の間はあるもののエンドレスで聞かされるアラフォーの身になってくれ
マジで
プレーヤーにダイレクトアタック
を体験するとは思わなかったぞ
あ、今ならダイレクトペインか?
・・・京都につくまでの暇つぶしに女装美少年 ~男の娘~ の相手について考えるのもいいかもしれん
とりあえず議題は従兄弟、下僕♀のどちらのカップリングが最高か?、だな
《従兄弟ルート》
「従兄弟さん?」
いきなり押し倒されて男の娘は戸惑った
「お前を見ているとオレの心に揺らぎが生じるのはなぜなんだろう・・・」
そう言って顔を近づける
「やはり距離が近くなるほど揺らぎが大きくなる」
そう言うと一部を接触させた
「・・・接触するとさらに強くなる・・・興味深い・・実験に協力してくれ」
そういって(不適切表現により以下4000文字省略)
「うっうっうっ・・・もうお婿に行けない・・・」
泣き崩れる男の娘がいた
うんうんイイ仕事しました
《下僕♀ルート》
「おい、オレが勝ったらなんでも言うことを聞いてくれる約束だったな!」
奴隷♀はそう言って御主人様にせまった
「ちょちょっとまて!常識の範囲内でだっ「これがオレの常識だ!」なわけないだろ」
抵抗も空しく無理矢理抑え込まれた
本来なら男と女の体格差で抑え込まれるはずはない
ところが濡れ場のバカ力のせいか、寝技師のスキルのせいか簡単に抑え込まれてしまっていた
「初めて会った時、女のオレよりも綺麗だと思った・・・」
そう言って顔を近づける
「や、やめて・・・」
男の娘が懇願する
しかし奴隷の下剋上は止まらなかった
(以下3000文字、不適切表現で削除)
「うっうっうっ、もうお婿に行けない・・・」
泣き崩れる男の娘がいた
・・・こちらも捨てが無いな
そんな婦女子なことを考えていたらいつのまにか京都についていた
男の娘
恐ろしい子!
ちなみに女子は近い席同士で簡易の女子会だ
男子のおバカな歌をスルーするという特殊効果を発動しているのを見て、女子の強さを見た
・・・女子は小学生の頃から女なんだな
実感した
そりゃ男が女に勝てない訳だわ
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男の娘はいいね
リリンの生んだ文化の極みだよ(笑)