148 復活のA(その16)
「ちょっとまった~~~っ!」
・・・けっして紅鯨団ではない ←古い
こほん
失礼した
一日に一度はボケないと死んでしまう人種なので・・・
おじさん(監督)と、おじいさん(会長)との蹴鞠中に気になることを聞いたので止めてみた
「「え?」」
二人が気が付いていないようだ
驚かれたことに逆に驚いた
・・・ちょっと状況を整理しようか
今期いっぱいで(監督と会長を)辞めるんだよな?
<<コクコク>>
二人が頷いている
退職金もがっちり貰うんだよな?
(二人のリアクションが同じなので以下省略)
それで終わりだな?
(同上)
呆れたね
これが大人だとは信じられない(呆)
まあ、サッカーばっかりやってきた人間だから仕方がない?
学業よりもサッカー
協調性を学ぶよりもサッカー
一般常識を身につけるよりもサッカー
勝てばちやほやされる
これでまともに育つわけがないわな・・・
さあ答え合わせだ(笑)
「なぜ、どこかのバカ(前監督)が勝ったらU-15の監督が入れ替わることが決まったことに対しての監督
か会長からの否決の動議の会議が開催された記録がないんだ?」
「勝ったら入れ替わることに決まった時の議事録はどうした?賛成したヤツの名前がないと<ピー>できないだろうが?」
「U-15は国内の振興が目的だから外国籍の人間は基本入れないだろ?そのことについての賛成と抗議と議事録の書類は?」
「U-18に貸し出した人間(宮本ちゃん)をU-15の1試合だけのために逆招集した件についての証拠とU-18の監督からの苦情やなんかの記録は?」
その他いろいろ突っ込んだ
え?直球すぎ?
いえいえいえ!
誘導して答えを引き出すなんてことは絶対に無理だってばよ!
だってクレマンティーヌだって間違えてたじゃん?
脳みそまで筋肉になっているヤツに期待するだけ無駄だってばよ ←本当に大変なんです(涙)
だから最初っから答えを言いました
例えるなら『宿題をやるとき最初っから教科書ガイドを見ている』だね
協会は公益法人だか財団法人だか、その他の組織だか知らないが、一応、文部省と繋がった組織のはず
・・・あれ?もう文部科学省になっていたっけ?
まあ、とにかく書類を作れば公文書だわさ
それを複数コピーしていろんな所に保管しておくんだわさ
そんでもって数年後にそれらの書類が見つかって勝利が確定するってわけなんだわさ
いわゆる『エグゾディア』ってやつだね
ちなみに複数の個所に分けて保管するのは
「文書は破棄されていました」
とか
「探したけれど見つかりませんでした」
ってのを防ぐため
政治家とか官僚とか権力者の得意技でもあり必殺技だよね
自分に不利な証拠がでたら人知れず闇に葬り、バッくれる
そんなのを防ぐために関係がなさそうなところにも保管しておくんだってばよ!
しっかりと模範解答を教えてやった
そうしたら二人とも顔を見合わせていた
わずか小五(11歳)で20歳後半強(監督)と人生後半強(会長)の人間以上に世故に長けているってことに驚いたのか
人をここまで陥れる策を顔色変えずに喋っているのに呆れたのか
自分達の不甲斐なさというか甘さにあきれたのか
どれかは知らない
まあ、オレがやるのはココまで
オレは助けないから
後は勝手に助かって、じゃなくって勝ってくれ
サッカー協会崩壊まであと1803日(笑)