142 復活のA(その9)
「あまりいい出来ではないな」
思わず言っちゃったよ超有名なあのセリフ(笑)
オタクなら、だれでも一度は言ってみたいというアレ
現在、試合のビデオを観終わって、解析データをチェックしている
そのデータがちょっと酷いから!
え~、ちょっとここで解説です
めんどくさいなら読み飛ばして貰っていいです
サッカーのグランドを縦に8分割、横に4分割にする
そして、今いるブロック(セル)から横か前に移動すると1点
これが本当の『セル アット ワーク(働く細胞)だ!』
こほん
失礼いたしました
相手がいないノーマークのセルに移動すると1点
ゴールすると10点
これがバオーメルデッテンパルムフェノメn、じゃなくってデータサッカーだ! ←すみません好きなんです
まあ、他にも細かい点数付けのテーブルがあるけどココでは割愛
あ、一応言っておくけど、イエローカードでも減点は無いですぜ
だってサッカーは別名『ボールを使った格闘技』だもの
ちょっと接触したくらいでは目くじらをたてませんって
そんなことをすると積極性が減るからな!
大体、シュート成功率とか、PK率とか中途半端な数字を出して、あ~だこうだと比較するのは大間違いである
11人×2が動き回るっていうのに、数字が少なすぎ!
一人一人ごとに、攻守ともに各項目を網羅すべきである!
といっても昭和の時代ならだれも理解してくれないか・・・
なんといっても『データ野球』とか最初バカにされまくりだったしな
平成の最後には見事に市民権を得て、TVの中継では大活躍だった
・・・つまりは技術が普及するのには時間がかかるというやつである
昔ファジイ、今AI、そんな感じだな ←マニアックすぎで誰も知らないって!
コホン
話を戻すぜ!
真田監督は試合のビデオを何度も見て、全選手分、ちまちまと点数を付けました
真田監督のコメント
「すごく大変だった!」
・・・御苦労さまである ←酷い
その苦労の結果を見たのだけど、やっぱり運動量が足りなかった
試合開始直後とかは動いて点数が高いんだけど、時間とともに点数が下がっている
もっとも相手も同じなのでいい試合になっているんだけどな!
でも世界を視野に入れる(はずの)U-15としては不合格
データを見なくても判るんだけど、どうやら他の人達はわかっていないみたい
だからデータサッカーを真田監督に教えてみた
大事なのは、公平な裁判と税制度、ではなくって、数値化されたデータだよ!
監督も選手の起用に役立つし
選手も自分が選手に選ばれた、あるいは選ばれなかった理由がわかるので便利
あと、自分がスタメン選手から漏れた理由もわかるからな!
・・・しかし点数が低すぎてドン引きだよ!
オレにどうしろというんだ?