117 U-15に誘われました(その4)
<リーン、リーン、リーン>
うちの黒電話が鳴りました
「・・グスッ・・グッ・・・ウエ~ン(号泣)」
電話の音に驚いて、あやな(妹)が泣きだした
どこのどいつだよ!
1時間も童謡を歌ってせっかく寝かしつけたのに(怒) ←ホントです
「木下さんのお宅ですか?私、真田、と申します。申し訳ありませんがレン君を・・・」
電話野郎だな、おっさん!
選手が集まったからっていちいち電話をかけてくるなよ!
文句を言ったら
「え?集めるためのアイデア出したよね?」
そういえばビデオ撮ったっけ?
忘れていたよ・・・
え?
そんな描写は一切ない?
作者が忘れているんだな(呆) ←違うって!あとで番外編で書こうと思ったんだい!
ビデオというと光速リフティングのやつだな(笑)
平成の動画であったやつのパクリ(すみません、ペコペコ)
その内容は
歩きながらリフティング
時にはコサックダンスをしながら(笑)
時には階段を上りながら
公園のシーソーの上を歩きながら
ブランコを通り抜けながら
そしてハチ(友情出演(笑))と歩きながらバスを出しあう
結構ハード(笑)
そんでもってコレくらいのヤツの紹介を!
いやこれくらいできないとU-15では通用しないぞ!って煽ってましたね
オレの発案で(笑)
いやね冗談だったんだよ
監督がドヨ~ンって暗かったからさ
そしたらなぜか採用された(困惑)
ただ、例えばって一例をあげただけなんたよ?
でもアッサリ採用されました
自分で考えるそぶりも見えなかった
大人で監督なのに子供のアイデアを丸パクり!
・・・なんでだ? ←困っている所に解決策をぶら下げたら飛び付きますってばよ!
まあ、そのせいで一波乱、二波乱、三波乱あったそうで苦労したそうな
でもそのおかげ?でイイ選手がゲットできたそうだ
よかったね
って別にオレは手を出さずに口だけ出しただけじゃん!?
関係ないよね?!
だから無視してくれても構わないぞ
というか無視してくれ!
家に電話をかけてくるな!
あやなが起きるだろ!
大迷惑だよ!
しかしオレのささやかな望みはかなえらる事はなかった
困っている所についうっかり手を差し伸べたせいで監督からベッタリ依存されるようになりました(涙)