113 熱闘試合(その12)
「LCLはくれてやる!だからテープを作れ!」
オレはおっさんに言った
あ、すみませんね
話が通じませんよね(汗)
オレはおっさんの娘、葵、の手の調子がおかしいと感じた
そこでごり押しして試合を中断させた
とりあえず手は無事だった
自覚症状もない
でもオレは試合にでないことを提案
賛成0反対3で否決(笑)
そして試合再開
オレは「せめて手袋くらいしろ!」とオレの手袋を貸す
ポイされた(涙)
そこでおっさんにLCLを渡す代わりに、おっさんの会社でテーピングを作らせる取引を持ちかけた ←今ココ
・・・マジな話、ケガは怖いんだよ
そんでもって後で大抵後悔するんだ ←ホントです
自覚症状がないなら病院はイイと思う
とりあえずテーピングしながら練習と試合かな?
それだけでも大分違うんだよな
というわけで早急にテーピングのテープを作らせるようにした
ちまみにテーピングが世に出るのはコレよりも大分あと
たしかアメリカの大学だったよね? ←うろ覚え(笑)
発表された当時、最初は「ヘッ!」って感じだった
ずいぶんな対応だったよね
簡単なテープで簡単に巻くだけだけら(笑)
でも効果はぴか一
コスバ(コストパフォーマンス:費用対効果)は抜群で、数年後には必需品だったよね
だから勧めてみた
え?
テーピングの仕方がわかるのか?
もちろんバッチ来い!、ですよ
手だろうが、足だろうが、肩だろうがドコでもテーピングできます ←ホントです、数少ない自慢(笑)
試合を止めたのが1回目
テーピングをするように勧めたのが2回目
とりあえずチャンスは2回、あげた
これを無視するなら見捨ててやる(笑)
ちょっと先の未来の話
葵嬢は手袋もテーピングもせずにシュートを受けすぎたおかげで見事に関節を痛めました(笑)
もう少し遅かったら手術しても指が曲がらなくなったそうな
それを接骨院で聞いてしばらく固まった後、号泣したそうな ←実話(涙)
そんでもって治るまで数カ月はもちろんサッカーも禁止
学校の体育も禁止
おかげで、人の忠告を聞かなかったことに死ぬほど後悔したというのはまた別の話(笑)