あらすじ
ネット小説大賞用のあらすじです。
結末までのあらすじが書かれています。
ネタバレ注意です。
人生に絶望ていた高校二年生の山本陽介は、深夜の町でチェーンソーを振り回す謎の男に襲われる。
死を覚悟する陽介だったが凶刃が振り下ろされる寸前、目の前にメイド服を身に纏う少女が現れその刃を防ぐ。
その少女はチェーンソー男と戦いを開始し、陽介に逃げろと告げる。だが陽介は少女とチェーンソー男との戦いに見入ってしまう。
少女の活躍によりチェーンソー男は撃退され、陽介は助かった。
そして陽介は気づく。そのメイド少女が自分のクラスメイトだと。
少女の正体は同じクラスのヤンキー、宮原真緒だった。
戦いの興奮冷めやらぬまま質問を放ち続ける陽介を放置し、真緒は立ち去ってしまう。
翌日。陽介は真緒を問いつめる。
真緒によって語られる敵の正体。戦う理由。
それは陽介にとってチャンスに思えた。
もしも真緒を守って死ぬことができたらカッコいいのではないか。
そう考えた陽介は自分も一緒に戦いたいと願い出る。
必死の交渉により、一緒に戦うことを許可される陽介。
そして悪との戦いが始まるのだった。
戦いの日々の中で陽介と真緒の距離は縮まっていく。
しかしそんな日常は突然終わりを告げる。
陽介の両親が離婚、陽介は母親の実家へと引っ越すことになってしまう。
そんな出来事と連動するように突如強くなるチェーンソー男。
このまま自分が居なくなったら真緒が死んでしまう。そう考えた陽介は真緒に戦いをやめるように説得する。
引っ越しの前日。真緒の自宅を訪れた陽介だったが、そこに真緒の姿はなく、代わりに真緒からの手紙が置かれていた。
手紙を読んだ陽介は真緒が戦いに行った事を知る。
陽介は真緒を助けるために走り出す。
やっとのことで真緒を見つけた陽介だったが、すでに戦いは始まっていた。
陽介の特攻によりチェーンソー男は消滅し、真緒と陽介は助かる。
そして二人は日常へと帰って行く。