表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鋼の心にさよならを~6年生編~  作者: 謎の語り手
1/1

第1ノ鉄壁 ~謎の少女との出会い~

今日から新たに更新してゆく新たな「続編」作品となります。

。一応この物語単体でも楽しんでいただけるように仕上げます。

。前のストーリーはどんなの?という方は~鋼の心にさよならを~

をこのストーリーを読む前にご覧ください。

。更新は不定期です(最低1か月にあるかないか)

同窓会が終わりみんなと帰って、シャワーとか済ませてベッドで寝ようかと思ったときに思い出した・・・

私はおもむろに日記とか広げた・・・そうだった、6年の時友達増えたんだよ!・・・えっと・・・

そう、小学校6年生の時――

「はぁ~とうとう最後の1年かァ~」

「なんだよぉ~ヒナらしくもない」

「ええ?だって最後の1年なんだよ?」

「うーーん」

1学年あがって、ヒナをはじめとした友人たちも全員一緒のクラスになった。

今は彼もいないので、最近サンダルを履き始めたりしてた、そしてきっかけを作ってくれたヒナには感謝してる。いまは、ほかの女の子たちとも話せてるしほんと心閉じたままだったら損してたなぁ~。

「あ、そういえばさ・・・あの子いつも静かに本読んでたり勉強してたりするけど・・・」

「あー・・・雪乃さんか・・・」

雪乃有菜ゆきのありなさんは、6年生の時に引っ越してきた文学少女・・・のような子。

「えーっというわけで、こちらの雪乃さんがこのクラスに転入することになった・・・。」

先生は、あれ?っという顔をしながら教室の入り口に目を向けた。

雪乃さんは、恥ずかしそうに戸を開き教室へはいってきて、教壇に上がり、先生の横へ立った。

「ゆ・・・雪乃有菜と申します・・・よ、よろしく・・・」

なんだが去年の私を見ているようでちょっと親近感がわいた・・・。

けどそれから雪乃さんは1人でいることが多くて、私やヒナ、ほかのみんなも話したことがなかった。

ある日私は、ふと雪乃さんのことが気になって、話かけてみた。

「あのう・・・雪乃さん・・・?」

「ん・・・何用でしょうか?」

ちょっと堅苦しい言葉だったので、ちょっと戸惑ってしまったけど、思い切って質問をしてみることにした。

「なんの本を読んでいるの?」

と聞きつつ表紙を見た・・・見た瞬間私は|(英語だ・・・やべえわかんね)と思って解読するのをやめた。

「・・・Traitor and honest person(裏切者と正直者)という小説よ・・・」

「へー・・・っでどんなストーリーなの?」

いま私はこれを読んでいる、あれから英語も勉強したので今なら理解できるけど・・・当時は理解不能だった・・・そのとき雪乃さんと私との間には壁があることを実感したの・・・。


                                        つづく・・・。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ