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ラストダンスは君と共に

作者: 朝永有
掲載日:2015/07/28

雲の隙間から伸びる

梯子みたいな光を

昇っていくのさ

手触りの無い場所へと


赤い風船 目の前を横切る

音も立てず ふわふわりと


小さくなる

あの街を見下ろして

何も変わらないことを知った

いくつもある

選択肢の中から

こいつを切り抜いただけだ


立っているのも不思議な

足場のない感覚

夢みたいな場所で

君と向き合っている


赤い風船の小さい欠片が

上空から落ちる ふわふわりと


手を握り

あの街を見下ろして

微笑みあえたらそれでいい

さよならを

言ってしまったらもうそこで

終わってしまう そんな気がするよ


軽やかなステップで

浮かび上がる思い出

止まってしまった時間は

蜃気楼のようだ

君のいない季節に

新しい風が吹き込んで

ここにもう僕は

いられないそうだ


赤い風船の欠片を舞い上げて

君とのラストダンスを始めよう


読んでいただき、ありがとうございました。

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