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星が囁く、草原の詩 【詩】
詩、みたいな。
数百字。
特に規制無し。
灯りのついていないこの部屋を
月の灯りが照らすとき
白い灯りが照らすとき
夜は静かに息をする
どろりと水が胎動し
露草の歌がやってくる
重たいからだを這わせてき
部屋を出れば夜の草原
地平線の彼方まで
紺の天蓋に覆われて
静かに息するそこは草原
月光の下に身を置くと
月夜に瞬く星星が
私を見下ろし囁いた
私を見下ろし囁いた
闇色の膜が部屋を這い
私を絡めて離さない
月光の下に君がいる
君がいるのはわかってる
君を探して旅に出よう
星が囁く草原を




