表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/41

第9話

仕事が忙しく寝る暇もない。

そんな日々を送り身体も心も悲鳴を上げていた男に目を疑う情報が舞い込んだ。

24時間起き続けられる方法とはいったい?

24時間起き続けた男の顛末は・・・

「さて、まずは転送するアンドロイドのご確認です。」


ベッドに横たわっているアンドロイドは顔は少しこけており、私よりも年齢は上の様な印象で、近くで見ても人間にしか見えなかった。


「これは本当にアンドロイドなんですか?」と私が訊ねると、


「ええ、精巧にできている為、皆様驚かれます。


さて、こちらが記憶を転送させる装置になります。」と伊達と名乗る男は答えた。


物置の様といえばいいのか、大きな機器がアンドロイドの頭側に設置されており、その機械から伸びた多量コードの先には何やらヘルメットの様な形状の機器に接続されている。


「この機械をこの様に頭にセットします。


この機械で記憶の転送を古川様からアンドロイドに移動させます。


そしてアンドロイドで活動中の間、古川様ご自身の体はこちらのもう一つのベッドで睡眠状態となります。


これから古川様の睡眠時間等のデータを取らせて頂き、アンドロイドの活動限界時間をご提案させて頂きます。


古川様、転送テストを実施致しますので、御着替えを用意しておりますので、奥の更衣室で御着替えになられたらお戻り頂き、こちらのベッドに機械の方に頭を向けて横になってください。」

あなたは寝てくださいね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ