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第31話

仕事が忙しく寝る暇もない。

そんな日々を送り身体も心も悲鳴を上げていた男に目を疑う情報が舞い込んだ。

24時間起き続けられる方法とはいったい?

24時間起き続けた男の顛末は・・・

研究所へ近付くとマスコミ関係者が建物を囲んでいた。


近付こうとしたが、マスコミ関係者の刺すような視線に私は恐怖を感じ、通り過ぎる近所の人間を装ってその場を横切った。


(彼らに気付かれたら私は格好のモルモットだ…)


私は背中にじっとりとする感覚を感じ、私は彼らに声をかけられない事を祈った。


「あなた、この施設の関係者の方ですか?」


マスコミの1人が私に話しかけてきて、私は心臓の鼓動が一気に跳ね上がった。


「いえ…たまたま通りがかって、人だかりが出来ていたので気になって見てたんですが、何かあったんですか?」


私は出来るだけ平常心で話す様にしたが、普段の私を知る人物であれば明らかに異常がある事を感じただろう。


彼は疑う様に一歩近づいてきたが、他のマスコミ達が少し騒ぎ始め研究所で何かあった事が気になったのか、私に声を掛けてきた人物は足をとめて、研究所の方向に戻っていった。


私は出来るだけゆっくりと足早にその場所を後にした。

あなたは寝てくださいね。

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