表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/41

第3話

仕事が忙しく寝る暇もない。

そんな日々を送り身体も心も悲鳴を上げていた男に目を疑う情報が舞い込んだ。

24時間起き続けられる方法とはいったい?

24時間起き続けた男の顛末は・・・

大学の時に気が合い行動を共にしていたが、やりたい事が違い、それぞれで起業をする道を選んだ。


会社は違うが共にスタートアップで苦労し、励まし鼓舞し合っていた。


彼が一足先に成功した事は悔しく、羨ましい思いをしたが、それを糧に自分がここまでこれたと思っている。


嘘くさい話ではあったが、彼の言う事であれば信憑性を感じざるを得なかった。


そして、私の目下の悩みは「時間が足りない事」、「肉体的に限界を迎えている事」だったので、まさに天から落ちてきた蜘蛛の糸の様に思えたのだった。


URLを開くと「ドリームハック」という会社のホームページだった。


睡眠に関する研究を主に行なっており、良質な睡眠を得る為の機器、寝具が主な商品となっていた。


ログインすると先程は無かった「24時間活動システム」という項目がHPトップに出てきた。


「時間が足りない…人類の究極の課題である活動限界に終止符を打つシステムを世界で初めて開発に成功。


これから人は24時間、365日活動が可能となります。


まずは無料説明会へご参加ください。」


と記載があり、体験者のコメントがいくつか記載されていた。

あなたは寝てくださいね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ