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定期対策A  作者: 馬の頭
講義集
6/18

少しハイブロウな国際関係入門講義

国際政治

 「平和にしても、繁栄にしても、・・・国際社会についとっては重要な価値であり、それをどう配分するかについて、何らかの意思決定が求められるからである。つまり、それらの価値を誰が、どのようにして、それをどの程度享受し、そのために必要な費用をだれが負担すべきなのか・・・そして、そのような政治劇が演じられるのが国際社会なのである」 『グローバル社会の国際関係論』 p.2)【4参照】


1.政治=価値の権威的配分(=「国内で政府が提供する手厚い行政サービスや厳格な法律、また、誰もが正当性を認める権威」 教科書p.6)

    ・・・カリスマ性・ルール(市場、民主主義、国際統合)により自発的遵守

2.国際政治の特徴

A,政府の欠落=アナーキー

 p.26

「つまり、アナーキーとは、主権国家に対して上から命令を下すことができる  世界政府が存在しないことを意味するのである。・・・つまり、国家は、何らかの手段で力を追及しなければ、自国の政治的な独立性を確保できない状態におかれているのである。しかしながら、力の追及は、それがどんなに防衛的であっても、他国にとって無視できない脅威である。そのため他国も、そのような脅威から身を守ろうとして、自ら軍備を増強するか、友好国と軍事同盟を結ぼうとする。その結果、双方の国家の関係は、更に敵対的なものへと発展する。・・・『安全保障のジレンマ』と呼ばれる状況である。」


B,社会の不在→価値観の共有が無い

      →共通の行動様式が無い

政府・社会無き政治

=主権が各国にある↔世界政府(国連/国際統合?)

国際政治・・・対立・紛争↔協調


教科書p.182

「国際機構の多くは、各国を超える超国家的組織というよりも、各国の指示や両省に基づいて機能する国家的協議の場になっている。」

p,3

「国際社会における政治は、おのおのの国家に機能が集中する、分権的な仕組みを前提にしているのである。しかし、・・・国内社会の様に共同体と呼べるものではない。」

教科書p.184

「こうした企業やNGOが国境をまたいで連携し、国家間関係とは別に、新たな各国社会観の空間が形成しつつある。・・・『脱国家社会』が展望できよう。しかし、それが先に述べた意味の社会として、国際的に成立するには至っていない。」


3.国際関係の構図

  対立の世界:リアリズム(利己→社会契約:国家⇒自助)


  協調の世界:リベラリズム(理性→共通利益:国家⇒多国間交渉)


p.35

「国際関係の基本的な性格はアナーキーであることから国家は力を追い求める。しかし、そのことが他国には脅威となり、全ての関係国の安全が損なわれる『安全保障のジレンマ』が発生する。そこから抜け出そうとしても、国家はアナーキー的な構造を変えることはできないため、次善の策として、勢力均衡をとるべきだと、リアリズムは主張するのである。」

p.53

「二つの大きな特徴がリベラリズムの理論に共通している。第一に、リベラリズムは、・・・市民や産業などの利益や理念が、どのように国家の外交行動に伝わり、また国際関係に作用するのかをとらえようとしているのである。・・・第二に、・・・国際協調のためには何らかのメカニズムが不可欠だと考えている。・・・①市場リベラリズム、②制度的リベラリズム、③共和制リベラリズムに大きく分けられる。」


4.国際秩序の条件

アナーキー      錯誤            安全保障ジレンマ

社会の不在      パワーポリティクス     現状維持・変更


p.86

「このような構造変化がどのように怒るか、である。・・・第一に、危機の際に生じやすい。戦争や大規模な災害、恐慌などの危機においては、それまで国際関係が前提にしていた共有知識の正当性が揺らぎ、新たなアイディアが求められる。第二に、・・・ある行為主体が、既存の政治経済構造の問題をつき、有益な考えや情報を提示して、新たなアイディアの正当性を説得し、他の行為主体の認識の変化を促すのである。このような行為主体を規範起業家と呼ぶ。・・・近年、NGOや知識共同体、国際機関などが、規範起業家として重要な役割を果たすことが少なくない。」


秩序=対立(抑制)+協調(安定化)・・・価値配分の円滑化・適正化

      集合行為問題:非競争性・排除性⇒フリーライダー

秩序形成

      調整問題:国際秩序・・多様な形成方法


p.67

「覇権安定論は、圧倒的なパワーを持つ覇権国が存在する時にのみ、国際レジームが実現し、困難なはずの国際協調も可能になると論じた。・・・国際レジームについて言えば、それをどの国が提供したとしても、全ての国が利用できる。これを消費における非競争性という。また、ある国に対しては国際レジームを利用できないようにしたくても、それは難しい。これを消費における非排除性という。したがって、各国は何ら負担を負わずに国際レジームに『ただ乗り』しがちになる。・・・そうであるならば、覇権国のみしか国際レジームを創設・維持しようとしない。覇権国のみが、国際レジームをめぐる負担に単独で耐えられ、他国に説得・強制できるからである。」


5.事例分析(非核化をめぐる米朝交渉)

国際関係論の観点↔各国の観点


A)アメリカ主導の勢力均衡

A,東亜の均衡→不安定化

B,米中協力の矛盾

C,バランスオブパワー対応・・・日米韓の同盟強化

B)恐怖の均衡

相互確証破壊→戦略安定・・・NPT・核の傘・消極的安全保障

NFU・・・先制攻撃府実施アメリカ

C)覇権安定

全ての国・・・自助→核開発は「合理的」


北朝鮮                  アメリカ

①体制保障               ① 民主化

②経済制裁解除

③朝鮮半島非核化            ② 完全非核化(北朝鮮)

・・・在韓米軍核不保持

   韓国への寄港も×

歴史

70 NPT

85 北:核開発→IAEA協定:拒否

91 朝鮮半島非核化

92 核物質疑惑→NPT脱退

  第一次危機→米朝合意:KEDO

02 第二次  →六者協議

06 核実験

16 ICBM


核開発・・・アナーキー下、安全保障のジレンマ

途上国→核は自助の一手段(交渉力・影響力・経済発展)

先進国→核は非人道的(NPT)=現状維持


6.対立の世界

冷戦・・・交渉不可能な相互認識(イデオロギー対立)

西側諸国・・・民主主義・自由経済 →総合的で

東側諸国・・・独裁・共産主義   →多分野での対立

冷戦:長い平和

冷戦後:内戦から戦争へ

→人道的被害・・・平和構築・再発防止

→国連決議・・・・多国籍軍


教科書p.206

「二極であれば、一方の大国がパワーを増強すれば、他方の大国に向けた行動であることは明白である。しかも、両国は大国として、自国の行動が国際システム全体に影響を及ぼすことを理解している。すなわち、大手2社が支配する寡占的市場の様に国際政治が安定化するのである。」

p.102

「しかし、冷戦後の世界を待ち受けていたのは、旧社会主義国やアフリカなどにおける内戦の勃発と、アメリカを標的とするテロ、そして核拡散の脅威であった。」


◦9.11後

  組織的暴力→恐怖=政治的目的・立場による判断

p.5

「また、2001年・・・以降、国連、サミット、その他で反テロ宣言が出され、具体的な形で国際協力が進展している。」

p.122

「9.11テロ事件を契機に核物質がテロリストの手にわたる事態が懸念され始めたのである。・・・拡散の行為主体と動機が変化した点である。新たに核開発を行っているのは、中小国やテロリストであり、従来のような大国ではない。また、・・・以前の基準からすれば非合理な動機ですすめている。・・・このような状況において、従来の勢力均衡や、核不拡散レジームでは、実効性を持たない恐れが出ている。」【5参照】


7.対立の世界の構図

A)パワーと錯誤

政府無き世界:自助・・・パワーの増大・同盟

B)安全保障のジレンマ

課程:自助=パワー(安全保障上最優先)

       →錯誤:余分なパワーへ

       →結果、意図せざる軍拡競争・対立激化

安全保障・・・抑止

       安心供与(政策ガイドライン・事後評価)

錯誤・・・①安全保障のジレンマ(意図せざる軍拡)

     ②同盟のジレンマ(「見捨てられ」「巻き込まれ」の不安)

現状維持(国際秩序支持)↔現状変更勢力(NIEO等)

      →偏向、限界から異論、不満へ


8.対立の世界の国際秩序

A)勢力均衡:数カ国のパワーのつり合い→安定性(超大国発生を防止)

勢力均衡化:ハードバランシング↔ソフトバランシング

       :軍事力      :経済力・政治的協力

                     →メンバー外化(TPP)・内化(EAS:ASEEAN+日中韓)

p.35

「しかし、特定の国に対する復讐心や主義主張の対立などから国際関係が硬直化し、勢力均衡政策が思うように取れなくなってしまったときに、ヨーロッパは二度にわたる大戦争に見舞われたのである。」


B)覇権安定

超大国・・・秩序形成(卓越したパワー・多分野でのパワー)

→説得力のある議論

秩序:覇権国の負担拡張→衰退

冷戦後:アメリカ一強→バンドワゴニング

          →バックパッシング(秩序<利益)【4参照】

勢力交代論:新興国↔衰退国


p.41

「覇権国は、同盟国の安全を保障したり、世界規模の通商関係を維持したり必要な費用を負担することになる。しかし、勢力の拡大が一定限度を超えると、過剰拡張と呼ばれる状況が生じ、覇権国にとってはかなり危険な状況となる。というのは、過剰負担となり、それが覇権国の衰退をもたらす原因となるからである。・・・そういう状況の中で覇権国と他の国々との力の差が縮まり、覇権国は他国から挑戦を受けるようになる。」


C)国益と外交

国益・・・死活的重要な価値→国家理性=国益

↔目標の限界


9.協調の世界

協調→各国の立場→調整・安定化

         A,二国間外交:賠償・経済協力

           →多国間⇒秩序安定化(WTO、NIEO、サミット)

         B,国際制度:限界として、実効性・解釈の余地

国際規範・人道規範↔法律的相対主義

経済発展→国際協調→相互依存:対立抑制

①経済摩擦激化

②途上国開発

③環境問題・人権問題なども・・・


   p.153

「ここまで『法化』すると、WTOは各国の協調を促すだけでなく、多様なステークホルダーの対立を刺激し、複雑なダイナミズムを引き起こす。すなわち、一方では、多くの国が政府・企業がグローバル化による利益の拡大を期待し、一層の『法化』を望んでいる。しかし他方では、発展途上国の政府や多くのNGOが、WTOの『法化』によって自由貿易の経済的利益が角に優先され、地球環境や健康などの社会的価値が犠牲になる、と懸念している。」


10.協調の世界の構図

A)市場競争→相互依存・・・国際交流上昇、切断のコスト・リスク高

            パワーポリティクス・・敏感性・脆弱性


p.59

「相互依存が深化した国際政治の姿を次の3点の様に示した。第一に、国家間の関係のチャンネルが多元化する。すなわち、公式の外交ルートだけでなく、非公式の政府官僚間や政治家間の関係、民間の企業間やNGO間の関係・・・こうした非公式の関係は、公式の国家関係を超えた次元であるため、トランス・ナショナル・リレーションズと呼ばれる。・・・第二に、国家関係における問題の序列が崩れる。・・・相互依存が深化すれば、経済的・社会的な問題がより重要になる場合さえ生じる。・・・第三に、軍事力の有効性が減少する。・・・このような相互依存状況では、軍事的・政治的な対立は経済的・社会的な絆に悪影響を及ぼすため、各国が対立を自制する可能性がある。」


B)理念の伝播・・・観念的交流=理性「持続可能な開発」等

               →罰則ペナルティ有

C)対外行動の多元化

1、目標・・・経済、社会、文化的側面

2、手段・・・軍事

3、主体・・・軍<経済セクター

トランス・ナショナル・リレーションズ(脱国家関係)

   


11.協調の世界の国際秩序

  国際レジーム・・・フォーマル(国際機構・条約)

     →共通利益から秩序形成・交渉コスト低下・完全情報(錯誤の減少)・法化

      (充実した、拘束的、第三者によるルール:WTO:)

国際規範・・・・・インフォーマル(紳士協定・慣習)

   →為すべき行動(共通の認識:保護する責任・・自国政府の能力欠如の場合、国際社会が難民を保護する責任)・私的制度(迅速な対応と利害関係による自発的対応:キンバリープロセス・・・血のダイヤモンド批判)


p.71

「目には目を、歯には歯をという行動を繰り返す中で協調が芽生える、というのである。ゲーム理論が一般的な法則を示唆しているならば、国際関係でも、同様の展開になって不思議ではない。コへインはこれを、各国間の問題を世界政府がないアナーキーな状況において、各国が自発的に解決できる条件に読み替えたのである。その条件とは、①各国が完全情報、言い換えれば確かな情報を持つこと、②各国間の取引費用が低いこと、③各国の権利義務を明確化するような、法的枠組みが存在することである。」


協調的側面→安定化=秩序

  ↪相互依存(共通利益と自国の利益)・理念の伝播

   :国際交流→ルール・紛争解決メカニズム

限界:ある一定以上で利益が減る


グローバルガバナンス・・・主体:複合的

             ルール:組み合わせ

             特徴:緩やかなつながり

p.254

「グローバル化が進み、それを背景に多様なアイディアや価値が伝播し、相互に接触している。そうすると、それぞれは正当であっても、互いに相いれないアイディアが衝突する場合もある。(中略)GATTやWTO、多国間環境会議などの場合において衝突してきた。こうした問題については、各分野で国際的な行政の拡大・官僚化が進んだとしても、分野間のアイディアの矛盾が解消されなければ効果的に大勝することができない。(中略)そもそも、立場や価値観の異なる行為主体が、困難な問題で協力するのであるから、グローバルガバナンスが容易に成立するはずがない。それでも、第5章3で見た世界ダム委員会のように、利害関係者が効果的に対話し、協調関係を築いた例もみられる。」

『国際政治』p.95

「イギリスが、『世界の工場』の役割をつとめ、他の諸国が原料及び食料の供給者となるという分業形式は・・・いちおうは、諸国家のあいだの協力関係ということができたけれども、イギリス以外のイギリスに対する依存性がそうとう高いものであったことは否定しえないのである。そして依存関係があるところ、支配関係が生まれやすいことは言うまでもない。」

12.国際正義と介入

覇権安定↔国際制度

     国際規範・・・主体:NGOなどの規範起業家

            方法:アイディア提案・説得

国際秩序(内政不干渉)↔正義(各国で異なる)

大国の正義・・・大国=秩序

        戦争犯罪→軍事裁判(ニュールンベルク裁判)

             ジェノサイド条約

              :正戦論争

格差からの修復

 富の配分→格差

       :非文明・植民地(是正されるべき:NIEOの創設)

             :先進国同士は「相互依存」、国力差があれば「従属」

教科書p.220

「彼は、リベラリズム的な立場から、民族自決の支援や大量虐殺の停止などのための戦争を是認したのである。」

「NIEOは(中略)GATT第4部などに限られた。それでも、国際制度の部分的修正が実現したのは、途上国の主張が現状変更勢力のそれではなく、正義として受け入れられたためであった。」

p.114

「なぜ、ポスト冷戦期に人道的介入が正当性を獲得し、なおかつ多国間主義的な介入パターンがとられるようになったか明らかになった。甚だしい人権侵害が起きていて、軍事的な手段をとらなければ、それを解決できないとする『主観的な世界』が共有されたからであった。」

覇権安定勢力              国際制度

主体:覇権国               各国

方法:強制                多国間交渉


p.68

「覇権国のみが、・・・他国に説得・強制できるからである。しかも、国際レジームによって、国際関係が安定化すれば、現状つまり覇権国の優位を維持できる。・・・アメリカのパワーがさらに低下した1980年代半ばに、各国がウルグアイ・ラウンドという多国間交渉に踏み出し、GATTレジームの強化に取り組んだのである。・・・覇権国がなくとも国際レジームは持続し、国際協調は十分に可能だと主張した。」


13.冷戦後と紛争

移行期正義

 ・・・例:独裁体制→民主化

内戦後

 人権侵害→被害者救済、真実解明(真実委員会)

       ↔国家建設:再建のジレンマ:処罰→人材不足

                     寛容→逆流現象

教科書p.223

「内戦の終結後には、紛争後正義が課題になった。後者の紛争後正義は、移行期正義と同様に、内戦時の被害の解明と責任者の処罰などを内容とした。それは内戦の発生を防ぐために、平和構築と並行して進められた。」


世界経済

冷戦後=グローバル化

     →世界の一体化

     →格差の拡大・経済危機

       ↔ワシントン・コンセンサス(アメリカ財務省、IMF)

         :民間協力、構造改革、↔反グローバル化

教科書p.225

「ワシントン・コンセンサスは途上国支援に適用された。世界銀行やIMFが構造調整を基本方針に掲げ、途上国に融資する際の同意条件に民主化や市場化、グッド・ガバナンスなどを求めたのである。構造調整は、経済の効率化に成果を上げた場合もある。しかし、市場競争を過度に刺激し、伝統的社会の動揺や貧困を助長した。・・・経済格差の拡大が問題化し、配分的な正義を求める声が途上国や新興国、また、トランスナショナルな反グローバル化運動などに表れた。」

14.外交

Diplomacy:交渉、対話、駆け引き

      相手は異質なもの→秩序形成をヴィジョンに

      ㊟外国交際おつきあいみたいに静態的ではなく、動態的である。


    西洋                東洋

    各国が対等             朝貢体制

    ウェストファリア          中華思想

    勢力均衡              階層


『戦略的思考とは何か』

「近代まで日本の周辺にこれだけ安定をもたらしたのは・・・中華帝国を中心とする東アジアの国際秩序であったと言えます。・・・第一の条件は中国の圧倒的な優越です。・・・文化水準、政治力、経済力、軍事力は周辺諸国の比肩を許しません。・・・第二は、・・・中国の脅威とならない限りは敢えて征服しようとしないという傾向があると言えます。」

『日本の外交』

「日本政府の外交方針は、アジアにおけるアメリカの軍事力の優位性を認識し、これを前提として日本の安全を守っていこうとするものであるが・・・柔軟性を欠いたことも事実である。・・・侵略政策の場合も・・・日本には西洋的な、道徳と私利の混合したような帝国主義が無かった」


外交の三モデル

合理的選択モデル:各国が一体に(理想論)

組織行動モデル :各国の集合=多様な組織の集合体

政府内政治モデル:各国の集合=多様な人間の集合体(立場が影響)


  日本のODA(要請主義)

   ・・・4省体制↔各国の支援省

①財務省:合理的なODAの使い方を

②外務省:外交手段、名誉ある地位を望む        柔軟性×

③経産省:産業利益重視                (漸進主義)

④内閣府:調整

  外交の変化

   新たな主体:企業など

      =トランス・ナショナル・リレーションズ


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