エピローグ
いろいろ書いてきた黒鳥ですが、いつも途中で投げ出して、すみません・・・
あぁっ!待って見捨てないでっ!
えーと・・・・・・こんどのはなるべくがんばろうかと思っています。
それとこんどの作品のようなものは、あまり書いたことがないジャンルですので、かなりへたになるかもしれませんが・・・・・
ゆるしてください。
プロローグ At the season when cherry blossoms scatter
一人の青年が、コンビニをゆっくりと出てきてふと空を見上げる。
俺があの時高校合格して、見上げたこの桜。大学に合格して帰り道見上げた桜。就職試験に落ちた帰り道、見上げたこの桜。
桜は何も変わっていない、何もかも変っていたのは自分自身。
自分の人生に狂いなんて関係ないとおもってずっと進んできた。
県内有数の進学校に入学して、都内有数の一流大学に合格し。
でも、最後で落ちた、自分よりも下の大学に行ったやつは就職できた。
俺の努力が足らなかったのか?それとも俺には―――――
もうあの春から5年たった。
俺は今29歳でもうすぐ30だ。ほとんど引きこもりのような暮らしを続けて5年自分を見失ってから5年。
このまま死ぬのを待つのか?親が死んだら俺はどうする、飢えで死ぬのか?すごくみじめ―――――
「邪魔だよっ!いつまで突っ立っているんだい!」
後ろから来たおばさんに突き飛ばされて我に帰る。以前の自分なら言い返せたがこんな自分には言い返す権利なんてない。
今の自分は勝ち組ではなく負け組だ、それも最下層の最底辺の虫けらいかのゴミ屑だ。言い返せるわけがない。自分はあのおばさんよりも人間として下のレベルなのだから。
桜が咲くころ自分の人生に花が咲き、散るころ自分の人生は散っていく。
あぁ・・・・なんて自分はダメな人間なのだろう
少しずつ更新します。