第14話(最終話):星海の戦場でストレスが全てを救った件
「星海の戦場!? 異世界の軍勢!? ミリア、てめえ、俺を次元ごと消滅させる気か!?」
ギルドの酒場で、俺、佐藤健太は最後の依頼書を握り潰しながら叫んだ。次元の裂け目で混沌の獣を倒し、気絶するまで追い込まれたのに、今度は「軍勢」とかいう宇宙規模の敵。ストレスポイントは朝から85/100だ。
ミリアはメガネをクイッと上げ、ニヤニヤが全次元を照らす輝き。
「健太、混沌の獣を倒した超伝説のストレスウォリアーでしょ? 星海の戦場を制すれば、ギルドは全宇宙の英雄よ! 報酬は金貨500枚と、究極の至宝!」
「至宝より平穏な人生を返せ!」
ストレスポイントが90/100。こいつの無茶振り、前世のブラック企業も次元も超えた最終形態だ。
リリアがキラキラした目で飛び込んできた。
「健太、星海の戦場って超ロマンだよ! 異世界の軍勢、どんなかな? 私の村の復興も、健太のストレスなら叶うよ!」
「お前のロマンが俺のストレスを宇宙の果てに飛ばすんだよ!」
ストレスポイントが95/100。リリアの冒険心、愛らしいけどマジで心臓が銀河爆発だ。
翌日、俺とリリアは星海の戦場へ。場所は次元の裂け目の彼方、星々が輝く無重力の空間。ギルドの特製飛行船が光の海を突き進む。装備はワイバーンの盾、幽霊戦のペンダント、結晶の指輪、ゴーレム戦のブレスレット、戦神機戦のマント、神核リング、滅びの使徒戦のアミュレット、星核ブローチ、次元干渉軽減ブレスレット。リリアは光の矢、魔力感知ゴーグル、魔力抑制ポーション、防護アミュレット、魔力増幅ロッド、次元安定クリスタル。
「健太、この戦場、魔力が無限大! ゴーグル、完全にバグってる!」
「バグる前に俺のメンタルがバグるぞ!」
戦場の中心に、巨大な黒い門。そこから無数の異形の軍勢――ドラゴン、ゴーレム、幽霊、機械の混成軍が押し寄せる。門の奥に、星のような輝きの核が脈動。
「リリア、あの核が軍勢の源か!?」
「うん、間違いない! あれを壊せば、軍勢が止まる!」
門から声が響く。
「汝、全てを統べる者…我が軍を越え、宇宙の均衡を握れ!」
ストレスポイントが100/100。ゲージMAX! 軍勢が一斉に襲いかかる。
『ピロリン! ストレスゲージ100%到達! 究極進化技『ストレスユニバース』解放!』
例の声が響く。ストレスユニバースは、ストレスを全次元に拡散し、敵も味方も巻き込む究極の創造破壊技。消費ポイントは100で、発動後意識を失うが、勝利は確定らしい。
「リリア、クリスタルで身を守れ! 俺、全てのストレスぶち込むぞ!」
「了解! 健太、信じてるよ!」
リリアが次元安定クリスタルを掲げ、光のバリアを張る。俺は軍勢と核に突進。
「ストレスユニバース!!」
赤と金のオーラが宇宙を覆い、星々が震える。軍勢が一瞬で消滅し、門の核が爆発。空間が白く光り、すべてが静寂に包まれる。
「前世の残業、家族の説教、ミリアの無茶振り、リリアの無謀、全部…この一撃に!」
核が砕け、門が崩壊。戦場が消え、俺の意識も闇に落ちる。
目覚めると、ギルドの医務室。リリアが手を握って泣いてた。
「健太、起きた! 軍勢、全部消えたよ! 健太、宇宙を救った!」
「お前…泣くなよ…ストレス発散、できたぜ…」
ストレスポイントが5/100。リリアの涙、なんか心が温まる。
ミリアが満面の笑みで現れる。
「健太、リリア、次元の軍勢を!? これでギルドは全宇宙の伝説よ! 門の欠片、持ってきたわ!」
欠片は星屑のような結晶。報酬は金貨500枚と、結晶の複製クラウン。全ての能力を極限強化するらしい。
「もう依頼ねえだろ? これで終わりだ!」
ミリアがニヤリ。
「ふふ、健太ならもっとすごい冒険、できるよね?」
ストレスポイントが10/100。
その夜、酒場でリリアと話す。
「健太、星核で村の復興、始められるよ。健太のおかげ…ありがとう」
「へっ、ストレス発散ついでに、村も救ったか。次は何だ? 別の宇宙か?」
リリアが笑う。
「健太のストレスなら、どんな宇宙も行けるよ! これからも、ずっと一緒に!」
ストレスポイントが15/100。リリアの夢、俺の冒険の終わりと始まりだ。
数日後、俺とリリアはエルフの村へ。星核の力で復興が始まり、子供たちが笑う。俺のストレスは、この世界で希望に変わった。
「よし、ストレス発散の冒険、完結だ! …でも、なんか新しい依頼、来そうで怖えな」
ストレスポイントが20/100。
この世界、ストレスは無限、冒険も無限。次は何をぶち壊して、作ってやろうか!
(完)




