この中に■■■が居る!?
特に深く考えずに作ってみました。
何かおかしな点や、変更してほしい点などがあったら、気軽に報告してください。
僕の名前は神谷 幸田何の変哲もないただの学生だ。
12月15日の昼、お金に困っていて楽に稼げるバイトはないか探していた。すると、
「バイト募集中!! バイト内容:とあるゲームで遊ぶだけ!! 日時:12月20日12時〜 報酬:2〜5万円 応募方法:https…」
という貼り紙を見つけた。
「ゲームするだけで5万円ぐらい貰えるのか…」
昔からゲームが大好きだった僕は、そのバイトに応募することにした。
応募してから数日後、電話がかかってきた。
「もしもし、神谷様でしょうか?」
「はい、神谷です。」
僕はすぐにバイトの電話だと思った。
「あの貼り紙には場所を書いていませんでしたので、バイトの場所をお伝えしようと思い電話をしました。」
「場所ですか?」
「はい!場所は、○○市の○○で行われますので、しっかり来てくださいね。それでは!!」
「分かりました!」
僕はそのまま電話を切り、言われた場所まで行った。
バイトの場所につくと、そこはいかにも高級そうな館だった。
この館で一体なんのゲームをするのか、気になりながらも、僕は館に入っていった。
「失礼します」
僕がそう言いながら入ると、中には、9人ほど人がいた。
そしてしばらくしてから、部屋の中に放送が流れた。
「えーこの度は、こちらのバイトにご参加いただき、誠にありがとうございます!これから皆様には、1人だけ皆さんとは違う人がいるので、その人を目の前にある部屋に入らせていただきます。まぁ、例えるのなら人狼ゲームとだいたい同じようなゲームです!」
放送で言われたとおり、正面には、1人限定と書かれたプレートがある扉があった。
「ちなみに、こちらのゲームは翌日まで、つまり、残り12時間ほどで終了となり、それまでにその部屋に1人が入らないと失敗、つまりゲームオーバーです!」
「つまり、俺たちの中に、人狼ゲームで例えると、人狼がいるという事だな!」
近くにいた男がそう言うと
「そのとおり!!」
と嬉しそうな声が放送から聞こえてきた。
「それでは、ゲームスタートです!!」
「とりあえず自己紹介していきます?」
ゲームが始まって少し時間がたったあと、一人の女性がそう提案した。
「それいいですね!僕の名前は神谷幸田です」
「私は福田一歩福田一歩です。」
僕から順番にそう名前を言っていった。
ゲームが始まって数時間後、僕らは雑談をして盛り上がっていた。
「そういえばだけど、確か放送で誰か1人だけ違う人がいるって言ってなかったっけ?」
「そういえば…」
僕たちは雑談に盛り上がりすぎて、数時間たってしまった。
「あと何時間ぐらいで終了なんだ?」
「えーと、今が11時すぎぐらいですね…」
やってしまった
「…雑談が盛り上がりすぎてもう1時間もないですね…」
「どうすんだよ!!もう誰が違うのかわからねぇよ!!」
そのとおりだ。もう残り時間は1時間以下しかなくなっていたんだ。
「とりあえず、今までで少し違うなと思った人を指さしていきます?」
「そうですね…というか、もうそれしかないですね。」
もう残り時間は30分をきっていた。
「それじゃあ私がせーのと言うので、それにあわせて違うと思った人を指さしましょう。」
「わかりました。」
もう残りも少ないので、急いで決めることにした。
「いきますよ。 せーの!」
1番票が集まったのは…僕だった。
「え…なんで僕なんですか?」
「だってほかの人たちの中で君が1番違うと思いましたから…」
「俺も同じだ」
「私も同じ」
ここにいる僕以外の全員が僕が1番違うと思ったらしい。
「…じゃあ、あそこの部屋に入ってもらおうか。」
「……はい。」
僕は渋々部屋に入った。
部屋の中は、個室のような間取りになっていて、1人だけでも退屈はしなさそうな空間になっていた。
僕が部屋に入って数分後、ふたたび放送がなった。
「えー、決まったかな?それでは、結果を発表したいと思います!!結果は〜」
全員に緊張がはしる
「おめでとう!ゲームクリアだ!!」
「ゲームクリア…つまり、成功ってことだよな?」
「そのとおり!!」
どうやら集まった人達の中で僕が違う人だったらしい。
「…んで、何が違ったんだ?」
「それはね、■■■が違ったんだよ〜」
「つまりどういうことだ?」
「つまりね、君だけ、■■■だったんだ〜」
なるほど。だから僕が正解なのか。
「それじゃあ見事クリア出来たので全員に、5万円をお渡ししまーす!」
「…ちなみに、間違えた時はどうなっていたんだ?」
「それはね、報酬が、2万円になっていたんだよー」
(…間違えても報酬が貰えるのか。)
そんなことを考えながら、僕はいつの間にか手に、5万円を持っていた。
「それじゃあ、ゲームに参加してくれてありがとねーそれじゃ、バイバーイ!」
放送はそれできれてしまった。
「まぁ、ゲームが終わったから帰るか。」
僕はそう言って、家に帰ったのであった。
さて、最後の■■■はそれぞれ何と何だったんでしょうか。それを知っているのは、ゲームに参加した彼らだけである。
…さて、■■■がそれぞれなんだったのかぜひ考えて見てください!