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Nsta Biueclin
天才だと思った。
小学3年生の「天才」という言葉は軽いものに聞こえてしまうかもしれないけど…。
事実、その人は天才だった。
世界の誰からもそう思われているだろう。
ナスタ·ブルークリン
2097年
彼は、革命を起こした。
ロボット発明家だった彼は、NBと呼ばれるチップを開発したのだ。
NBは死体の脳に埋め込むことにより人工知能に肉体を与え、自由に操れるようにしたものだ。
開発当初は、もちろん非難された。
当たり前だ。
こんな非人道的なことが許されていいはずがない。
しかし
少子高齢化
ニートの増加
数々の問題が、積み重なっている現状
NBが必要な時代になっていたのだ。
そして現在2137年
今では、当たり前のように
NBが歩いている。
どうも名無しのコンペーです。
読んでいただき心の奥底から感謝します。
気に入っていただければうれしいです。