1/9
プロローグ
更新不定期です。
異世界転生というものを知っているだろうか。輪廻転生。人は死んだらもう一度違うモノとして命を宿すらしい。
それは、もしかしたら人ではないかもしれないし人かもしれない。同じ世界かもしれないし、違う世界。パラレルワールドだったり、魔法があったり不思議な生き物がいたりするかもしれない。
そんな中でも異世界転生ていうモノは、前世の記憶が残ったまま前世とは別の世界に転生することだ。
大抵が、チート。つまりは天才とか呼ばれる部類になるのだが、僕は違った。
いや、もしかしたら才能はあるのかもしれない。しかし、周りの人たちが異質過ぎるので分からない。
面子が非常に濃くやたらキラキラしいのである。
まぁ、でもそのおかげで変な子――すでに変わったメンツなため――と思われずに済んでいる。
いざ、何かしようと思っても、もう色々と存在しているのである。生活は楽だし、娯楽もいっぱいある。そう、やることがないのである。
ゆえに、僕はこの異世界を好きに満喫する為に、冒険者になろうと考えた。
五歳、僕は冒険者になる決意を固め準備する。




