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1.わたしと変態とつがい

※下ネタ(エロネタ)注意です。美形は残念な感じです。


 番〈つがい〉とは…二つのものが組み合わさって一つになること。

動物の雄と雌の一組み。また、夫婦。


 その常識はトリップした先の獣人だらけの異世界でも常識で、ここでは成人を迎えると刺青の様な紋様が体の何処かに浮かび上がってくるらしい。

 その紋様というのは同性同士が同じ紋様を持つことはないけれど、雌と雄で同じ紋様が体にあればそれが“つがい”としての証になる。

 しかし紋様を見なくても一目会えば運命の相手だと分かるらしい異世界のあるあるが、この異世界でも平常運転のようである。


 そして神だか悪魔だか知らないけど、私を異世界に飛ばしたそいつは私にも“つがい”の証となる紋様をしっかりと刻み込んでくれていた。

 なので当然この異世界の何処かには私の紋様と対になる“つがい”という者がいるかも知れないのだけれど…


 

「エリ、この肉はうまいぞ。」

「朝から胃に重そうなものより、まずはサラダをどうぞ、エリ。」

「いや、まずは喉を潤すジュースだろう。ね、エリ?」

「それよりまず余の膝の上に座らないか、エリ。」



…何故私の周りには私を【つがい】だと宣う変態が4人もいるのでしょうか…。



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