表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Infinity Spirit Online 「魂の輝きを継ぐ者」  作者: 暁響
読者への変人具合のチュートリアル
5/20

何があった!!

朝俺が起きてまず最初にしたことはアホ毛を直すことだった


「むにゃむにゃ、これでよしっと」


小学校までは直さずにいたのだが

中学に入りオタクの友人に言わせると少女漫画の大人気キャラにそっくりだそうで

告白してきては断って相手をヤンデレ化させるということを大量にし

毎日身の回りで鉈や金属バットやゴルフクラブ

しまいには日本刀や五寸釘・包丁など人を殺す気満々で凶器をふるうものだから

すっかり女子恐怖症になってしまったのである

で友人の勧めに従いアホ毛を直すとストーキングされなくなったので日課としているのである


「今7時か、ホーリィ達との待ち合わせの時間は12時30分だからまだまだ集合まで時間があるな

よし、じゃあ午前中はクーブの性能チェックとレベル上げにしよう」






「よしとうちゃーく

さてとクーブはどこにいるのかなっと

ん?」


「シャキシャキシャー」


「おうクーブおはよう」


「シャキシャー」


「じゃあ早速クーブの能力を見せてもらうからな」


「シャー」


「クーブステータスオープン」


   クーブ

Lv:12


パッシブスキル:サメ肌


HP:500/500

MP:120/120

STR:50

DEF:60

INT:40

MDF:45

DEX:35

AGI:80

LUK:55


スキル:濃硫酸の泡・首狩り・砂もぐり


STP:0


マスター:レーム


「クーブ、お前ってすっげー強いんだな

そんなお前に仲間になってもらえて俺は幸せ者だよ」


「シャキシャキシャー」


「この能力値ならこのあたりの敵には負けないな

じゃあ今日の午前中はパラライズウインドを上位のスキルにするか」


「シャキシャー」






午前中いっぱい戦ったおかげで俺のレベルは10になっていた


   レーム

Lv:10

称号:変わり者【変人】

HP:220/220

MP:60/60

STR:50

DEF:1

INT:1

MDF:1

DEX:50

AGI:100

LUK:85


STP:2


SP:527


スキル:二段ジャンプ→4段ジャンプ・疾走→快速・錬金術・パラライズウインド→テラーウインド・敏捷中強化→敏捷大強化・銃衝術・察知・薬草識別・従術→類は友を呼ぶON


仲間モンスター:クーブ


STP:2


SP:527


テラーウインドはどうやらパラライズウインドと違い自分のテリトリーにいる生物を恐怖の状態以上に陥らせるモンスターを呼び出すという一種の召喚術みたいなものだ

類は友を呼ぶはどうやらユニークモンスターやボスモンスターなら本来はテイムできないモンスターでもテイムすることができるようになるというスキルだ(パッシブスキル)


「やっべー約束の時間まであと5分もねえぞ」


草原の端っこで休憩していると5分前になったら鳴るようにしておいたアラームが鳴った

ここから待ち合わせ場所の酒場までは早くとも10分はかかる(通常なら)


「ええい、もうなりふり構っていられん

スキル『快速』」


スキルを唱え全力で走るとあっという間に酒場についた


「すまん、遅れたっ」


「え、まだ集合の時間まで3分あるよ」


「え?ウソだろ」


「ほんとだよ、ほらっ」


「ほんとだ

でもそうなると俺は外のフィールドを2分もかからずに渡りきったわけか…

これからもこのスキルは重宝しそうだな」


「どうかした、お兄ちゃん」


「いや、なんでもない

それよりも全員そろっているようなら食おうぜ」


このゲームには空腹感がリアルに再現されているため食べないと動けなくなるのだ


「うん。カクタスさんたちは部屋を確保してくれてるから行こう」


確保してくれてるという部屋に行くとカクタスと他数名の人がいた


「おうカクタス」


「ようレーム」


「それでこの人たちは誰なんだ、結構強そうだが」


「こいつらは俺とホーリィちゃんの仲間だよ

右から『女王様』黒魔術師のバイオレットリコリス

『風魔』忍者のサスケ

『野生児』ハンターのリース

『朱き悪魔』工作兵のクラナ

『千里眼』アーチャーのクライ

この5人が俺のパーティーメンバーだ」


「でこの3人は私のパーティーメンバーで左から

『浮気者に死を』アサシンの撫子

『召喚の王』サモナーのルレープ

『癒しの女神』白魔術師のプリズムだよ」


「へえ、みんな二つ名持ちなんだな

俺はレームだ二つ名はないけどな

よろしく」


「よろしくお願いします~

ホーリィちゃんからお話は聞いてます~」


「へぇ、そうなのか」


「これからよろしくお願いします~」


「ああよろしく」


「あの~」


「ん?どうしたんだ」


「いや握手をしてもらえないかと思いまして~」


「すまん俺に女の子との接触は無理だ

きもちはありがたいが」


「そうですか~、残念です~」


「レーム、お前まだトラウマなのかあれ」


「ああ、昔よりはましになったが今でも女の子と触れると無意識のうちにその女の子をぼっこぼこにしてるからな」


「はあ、おまえなあそれ直さないと社会で生活できないぞ」


「仕方ないだろう今でも街中で見つかると襲い掛かってくるんだから」


「まじかよ、女の執念ってのはこわいねぇ」


「ああその通りだよまったく」


「ねえねえ今の話って何の話?」


「気にするな俺の触れられたくない過去だから」


「ふーんなんか怪しいなぁ、まあわかったよ

後二人で会話してるからほかの人が置いてけぼりになってるよ」


「あ、すまんな二人だけで話してしまって」


「いえいえいいですよ~、

それよりお兄さんのジョブを教えてほしいんですが~」


「そういえば言ってなかったな

俺のジョブはテイムガンナーだ」


「え?」


「さらに言えば俺が選んだスキルはパラライズウインド・ダッシュ・ジャンプ・錬金術・薬草見識・従術・銃術・体術・敏捷小強化・索敵の10個だ」


「え?」


「さらに俺の種族は座敷童だ」


「え?マゾの人なんですか~?」


「ちがうわっ知らずに選んだんじゃい」


「そうなんですか~、大変じゃないですか~?」


「いやむしろ楽だぜ敵の攻撃を1発も当らずに倒せるんだから」


「え?お兄さんが戦った中で一番強いモンスターってなんですか~?」


「え、ああそれなら間違いなくクーブだな」


「クーブ?」


「ああすまん正式名称はサメ肌シオマネキだったかな」


「え?サメ肌シオマネキの攻撃を1発も当らずに倒したんですか~?」


「いや、それなら濃硫酸の泡だけだぞ俺が躱したのは」


「え?それならどうやって倒したんですか~?」


「いやそもそも倒してないし」


「じゃあ逃げたんですか~?」


「違うって、なぜもう一つの可能性を考えようとしない!」


「?もう一つの可能性ってなんですか~?


「サメ肌シオマネキをテイムしたんだよ」


「「「「「えぇーーーーーーー」」」」」


「どうやってテイムしたんですか~?」


「ユニークモンスターだからテイムしにくいはずなのに」


「どうやったのお兄ちゃんその方法を教えてっ」


「教えても何も普通にしただけだぞ」


「はぁっ!!それはいくらなんでも頑張ってる私たちが報われないよ~」


「お兄さんってリアルラック半端ないですね~」


「そうかな?そんな風には感じないけどなぁ」


「とりあえずお兄ちゃんステータス見せて」


「分かった。ほらよ」


    レーム

Lv:10

称号:変わり者【変人】

HP220/220

MP:60/60

STR:50

DEF:1

INT:1

MDF:1

DEX:50

AGI:100

LUK:85


スキル:4段ジャンプ・快速・錬金術・テラーウインド・銃衝術・薬草見識・察知・敏捷大強化・類は友を呼ぶON


STP:2


SP:527


仲間モンスター:クーブ(サメ肌シオマネキ)


「え?これ一体なんですか」


「もはや突っ込むのに疲れたわ

お兄ちゃんなにこれ」


「え、俺のステータス」


「そんなことを聞いているわけじゃないよ」


「じゃあ何について聞いているんだ?」


「もういいよ、突っ込むのにも疲れたから

ところでお兄ちゃんギルドに入るつもりはない?

もしよかったらなんだけど私たちのギルドに入らない?

『DevaAngel』っていうギルドなんだけど」


「いや、俺はソロで活動するって決めたからギルドに入るつもりはないよ

ありがとうな誘ってくれて」


「いや良いんだよギルドに所属しないってわかっただけでも収穫だから」


「そうかそれならいいんだが」


「じゃあある程度決まったみたいだし解散でいいか?」


「ああ良いぜ」


「はい、良いですよ」


「そうかじゃあ今日は解散!」


この後俺は午後も狩りをしてクーブと俺のレベルを共に1ずつ上げてから宿に帰った

その道中でプリズムちゃんにストーキングされていたこと以外は普通だった


     レーム

Lv:11

称号:変わり者【変人】

HP:250/250

MP:72/72

STR:55

DEF:1

INT:1

MDF:1

DEX:50

AGI:110

LUK:90


STP:4


SP:588


スキル:4段ジャンプ→空中歩行・快速→神速・銃衝術・類は友を呼ぶON・薬草見識・錬金術・テラーウインド・察知→追跡・第六感


仲間モンスター:クーブ(サメ肌シオマネキ)


  


    クーブ

Lv:13

サメ肌ON

HP:550/550

MP:140/140

STR:50

DEF:60

INT:50

MDF:50

DEX:40

AGI:80

LUK:55


スキル:濃硫酸の泡・首狩り・砂もぐり・隠密


STP:0


マスター:レーム

プリズムちゃんはまだ病んでません

これから病んでいく予定です

カクタスたちのギルドは『イビルコンバッタンズ』という名前です

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ