変わり者の選択
キャラメイクの部分は特に何もなかったので省かせてもらおう
どうせこの後にわかるのだから
しいていうなら俺が変わり者だと再確認させられたとだけ言っておこう
この世界は人類が科学の代わりに魔法を使って発展していった世界という設定だ
当然魔法が主流なのだがたまに銃といった文明の利器が見つかることが有る
人々はこの世界の事を魔法の世界ハイぺリオンと呼ぶ
俺が目を開けるとそこには中世ヨーロッパ然とした街並みが広がっていた
「ここが始まりの町か…
おっといけない
水仙たちと待ち合わせの約束をしてたんだったな
確か待ち合わせ場所は協会とか言ってたな」
マップを見ながら協会があると思わしき方向に歩いていくと
そこには人だかりができていた
「くらえっ!戦姫演武っ」
「なにっ!だがこちらも負けてらんねーぜ
サマーソルトプレスッ!」
「くっ!なかなかやりますね」
「お前もな」
中心では人が戦っていた
(というか、あそこで戦ってるのってどう見ても水仙と謝罪助だよな)
やはりというかなんというか中心で戦っていたのは水仙と謝罪助だった
「おい、お前ら何やってんだ」
「あ、お兄ちゃんちょっといろいろあってね」
「まあいいが、
とりあえず移動するぞ
他の人に迷惑になるだろうし」
「わかった
じゃあ酒場に行こうぜ」
「酒場?
なんでそんなところに」
「酒場では無料で個室を借りることができるんですよ、兄さん」
「そうなのか、じゃあ酒場に行こうぜ」
謝罪助の提案により酒場に移動し、部屋の中に入ると
いきなり謝罪助が
「とりあえず、お互いのキャラのスペック教え合おうぜ」
と言い出したのでそうすることにした
「まずは俺からだな
俺のキャラネームはカクタスだ
種族はドワーフ
ジョブはダブルシールドガードナー
スキルは筋力小強化・身の守り小強化・サマーソルトプレス・大防御・通せんぼの5個だ」
「次は私ですね
私のキャラネームはホーリィです
種族は人間
ジョブはデストロイヤー
スキルは筋力小強化・敏捷小強化・戦姫演武・二刀流・兜割・クロスエッジの6個です」
「最後は俺だな
俺のキャラネームはレーム
種族は座敷童
ジョブはテイムガンナー
スキルは銃術・体術・従術・敏捷小強化・索敵・ダッシュ・パラライズウインド・錬金術・ジャンプ・薬草識別の10個だ」
「「はあっ!!」」
「なんだよ騒がしいなぁ」
「なんで座敷童なんて種族にしたの!?
それにテイムガンナーなんて・・・」
「お前が変人だとは思っていたがまさかこれほどとは思わなかったぞ
しかもお前のそのスキル構成終わってるぞ」
「「はぁ・・・」
「うん。
今までのお前らの言いようで俺がどんなものを選んだかは分かった
だが俺はこのキャラを消すつもりはないし
しいて言うならこのキャラでゲームを誰よりも早くソロで攻略しようと思ってるからな
紹介は終わったんだし早速狩りに行こうぜ」
「「はぁ、わかった(わかりました)よ
じゃあ狩りに行こうぜ(行きましょう)」」
種族は6種類いて人間・ホビット・ドワーフ・エルフ・コロポックル・座敷童があります
ちなみにコロポックルはDEX・LUKが育ちやすくATK・AGIが育ちにくくて座敷童はAGI・LUKが育ちやすくDEF・INT・MDFが皆無です。ただ速さではだれもかないません
テイムガンナーのテイミング成功率はテイマーの10分の1である0,5%です
座敷童でテイムガンナーを選ぶとスキル選択数が倍になります
5/2妹のアバターネームをカンナ→ホーリィ