邂逅
主人公たちの正体が明らかに!!!
俺が次の街につくとそこは大量の人であふれていた
「これはいったい?」
「お前さん知んねえのか?この街はレームっていう野郎が解放条件を満たして解放されたんだぜ」
「なんだって?!」
「なんでもPKKギルドを立ち上げたのもそいつじゃないかという噂が流れてるくらいだからな」
「そうなのか?」
「ああ、兄ちゃんもこんぐらいの情報を知っとかねえと詐欺に引っかかるぜ」
「ああご忠告ありがとな」
「んじゃあ気をつけろよ」
どうやら知らないうちにこの街を開放していたようだ
「さてっとこれはホーリィからいろいろと聞かないといけないかもしれないなあ
でもまあその前に後ろのヤバい奴と話でもしておくとするか」
とりあえず俺は後ろのやつとタイマンで話をするために裏路地のほうにそれた
「おーい、さっきから俺を尾行しているけど俺に何か用か?」
「おや気付かれてしまいましたか、これでも尾行は得意なほうなんですけどねぇ」
「確かに尾行だけだったら俺でも気づけていたかは微妙だがお前が僅かに放っている殺気で分かったぞ」
「さすがですねぇ、やはり『道化神 ロキ』の名前は伊達じゃありませんでしたねぇ」
「!?お前なぜその名前を」
「そりゃもちろん調べたからですよ。『月下美人』というのが隠れ蓑だとは思いませんでしたよぉ」
「お前、何者だ?」
「大丈夫ですよ、こんな誰が聞いているかもわからないところでお二人の真の名前を言ったりはしませんから」
「じゃあ強引にでも言わせてあげるわよ」
「おやおや、『ロキの妻 アングルボザ』までやってきましたか。
これはどうやらしゃべらないといけないみたいですねぇ」
「やだ…妻だなんて(*^_^*)」
「いや、そこは照れるところじゃねえだろ」
「いやぁ、やはり仲がいいですねぇ貴方たちはぁ」
「で、本当に俺たちの真の名前を知ってるのか?」
「えぇ、知ってますよぉ」
「じゃあ喋ってもらいましょうか」
「分かりましたよぉ。そんなに言うなら答えてあげますよぉ。造化の三神の一柱である『生産を司る神 神産巣日神 』と同じく造化の三神の一柱である『征服や統治を司る神 高御産巣日神』さんでしょう、あなたたちぃ」
「どうやらほんとに知ってたみたいだな。ああその通りだ。俺こそが高御産巣日神だ」
「ええ、あたしこそが神産巣日神よ。それと聞きたいことが一つあるのだけどいいかしら?」
「どうぞどうぞ。貴方たちのいうことなんか断れませんってぇ。で何でしょうぅ?」
「よく言うわよ、あなたってもしかして造化の三神の一柱である『至高の神 天之御中主神』じゃないかしら」
「・・・・・・・・・・よくわかりましたねぇ。分かり難いようにはしたんですけどねぇ」
「喋り方がそのままよ」
「てことは、造化の三神同士での殺し合いになっちまうのか今回は?」
「たぶんそうなると思いますよぉ」
「はぁ、また厄介なことになったもんだな。神同士のしかも創世神同士の殺し合いなんて何千年ぶりだよ?」
「五千六百二十五年ぶりじゃないですかねぇ」
「まあとりあえず俺は妹を待たせてるから早くいきたいんだがな」
「まあこれで今日の目的は終わりましたし後は今のところはなにもしないと伝えたら帰りますよ、では(@^^)/~~~」
「相変わらずいつもヘラヘラ笑っていて掴み所のない奴だったなあ」
「まあね、でも気をつけなさいよ。奴は今は何もしないとは言ってたけどいつまでとは言ってないからね」
「ああわかってる。後聖音お前はこのゲームの中に入ってこれないか?」
「今のところは無理ね。行けるとしたらとしても奴の活動が看過できなくなってきたときかしらねえ」
「そうか、じゃあその時は頼んだ。じゃあ俺はもう行くな」
「ええ、気を付けてね」
さてと水仙たちにも天之御中主神がPKギルドを伴って現れたから注意するように言っとかないとな
主人公たちは世界ができた時から存在していました