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Infinity Spirit Online 「魂の輝きを継ぐ者」  作者: 暁響
尊敬の対象から畏怖の対象に
11/20

嵐の前の静けさ

主人公がダークサイドに堕ちていきます

「そしてひとつ提案なのですがここにはああいう最低な行動をするプレイヤーがまだたくさんいます

なのでそういうプレイヤーを皆殺しにしませんか?」


「ん~。

とりあえずそれを決める前になんでわざわざ俺に言ってくるのか

その理由を3っつほどあげてくれないか」


「はいまず一つ目は貴方のその考え方です

二つ目は貴方のその実力ですね

三つ目は勘ですが貴方からは自分が守ると決めたものは守り通す性格だと思えたからです」


「なるほど理解した。

それでこのスラムに反乱を起こすための細かい計画は作ってあるんだよな、俺に言ってくるってことは」


「もちろんです

この計画に関しては後で話しますね」


(なるほど人間を観察する能力はよし、また用心深さもよし、一般人とヤバい奴らをかぎ分けることはまだできないらしいがおそらく一月と掛からずかぎ分けられるようになりそうだな、それにわざわざ上の三つを上げたってことは俺の思っている通りならかなりの逸材だな。

ここで仲間になっておいたほうが後々得策っぽいな、それに向こうもこっちを利用する気満々だからむしろ好感が持てるしな)

俺にしてみれば下手に人を信じるよりも最初は利用する目的で近づいてきて仲良くなっておいたほうがよさそうだと思ったら信じてみるということをしだすという人間のほうがよっぽど信頼できるからな


「分かった。

じゃあとりあえずその子たちを街に戻すためにもここを移動するか」


「へ?罠によって飛ばされてきた人はボスを倒してきたプレイヤーと一緒じゃないと出れませんよ」


おまけにMMOの知識もあると見えるこれはぜひとも仲間にしたいな


「それだったらお前の目の前にいるから問題ない

それじゃ、とりあえずこのスラムから脱出するか」


「分かりました行きましょう」


今までいろんな人間を見てきたけどこんなに幼いのにここまで的確に判断できるなんてこの子はいったい過去に何があったんだ?


~side ィア~


「そしてひとつ提案なのですがここにはああいう最低な行動をするプレイヤーがまだたくさんいます

なのでそういうプレイヤーを皆殺しにしませんか?」


私はAさんに思いきって聞いてみました

正直Aさんの実力ならこのスラムに存在するプレイヤー程度なら皆殺しとはいかなくても半分ぐらいは殺せるはずですならそれを利用しない手はありません


「ん~。

とりあえずそれを決める前になんでわざわざ俺に言ってくるのか

その理由を3っつほどあげてくれないか」


Aさんが私に理由を聞いてきました

それもわざわざ数を指定して

この聞き方に私はAさんには私の考えていることはほとんど筒抜けだと理解しましたが

それと同時にやりやすいとも感じていました

ならとりあえず表の理由を言うとしますか


「はいまず一つ目は貴方のその考え方です

二つ目は貴方のその実力ですね

三つ目は勘ですが貴方からは自分が守ると決めたものは守り通す性格だと思えたからです」


「なるほど理解した。

それでこのスラムに反乱を起こすための細かい計画は作ってあるんだよな、俺に言ってくるってことは」


(さすがですね、私が何をしようとしているかまでお見通しだとは驚きです)

まあそこら辺の細かいプランは練ってあるんですがこの子たちの前でいうわけにはいきません


「もちろんです

この計画に関しては後で話しますね」


たぶんAさんは私の言わんとしていることを分かっているでしょうから詳しい説明とかが不要でほんと助かります


「分かった。

じゃあとりあえずその子たちを街に戻すためにもここを移動するか」


え?何を言っているのでしょう罠で飛ばされてきたならこのスラムからは正規ルートを通ってきた人と一緒じゃないと出られないはずなのに


「へ?罠によって飛ばされてきた人はボスを倒してきたプレイヤーと一緒じゃないと出れませんよ」


「それだったらお前の目の前にいるから問題ない

それじゃ、とりあえずこのスラムから脱出するか」


え?!まさかこの人が普通のMMOで考えるならおかしいと思うけどこの人のPSプレイヤースキルならあの海星ぐらいなら倒せそうな感じもする

とりあえず警戒しながらAさんについていくことにしますか

それ以外に何か方法があるわけでもありませんし


「分かりました行きましょう」


そして私はAさんの後ろについていきながらAさんという強力な助っ人が入ってくれることによりどうすればAさんの能力をうまく活用できるかを考えていました

プリムラはレームに言われてそこら辺の雑魚を狩っています

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