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記憶の刃  作者: ルイ
44/50

雑談

「向こうのチーム、どうでした?」

「んー……強いと思うぞ。俺たちの相手も、普通の奴が相手なら負けてた」

ショウは資料に目を落としたまま答える。

「うっわぁ……」

「ん? 何ですか?」

「人工的に作られた覚醒者だ。回復の子以外、四人は」

「……」

「幼少期に、覚醒者を実験的に作るためだけに行われた。

 電気ショック、暴行、目隠しをしたまま定期的に身体を切られる……酷いな」

資料をめくりながら、ショウは淡々と続ける。

「だから、あの能力か。

 ……ダメージフィードバックの女の子はヤバい。人格というか、尊厳が完全に壊されてる」

「……私も資料、見ていいですか?」

「見ないのをオススメしとく」

そう言いながら、一応手渡す。

リアは無言で一通り目を通した。

「…………」

「見ない方が良かっただろ」

「あの子……大丈夫ですかね?」

「試合中に、突然自死しようとするくらいだしな……」

一拍置いて、ショウはページを閉じる。

「けど、向こうの最強……使えるな。

 扱いやすい、アリサだ」

「……」

「覆面男も、あいつなら取り逃さないだろ。

 協力してほしいところだが、支部が違う。今度、上と相談するか」

「覆面男、ですか……」

「あいつが居れば、何とかなる」

「もし捕まえたら……ショウさんはどうしますか?」

「警察辞めて、自由な人生でも送るかな……いや、辞めないかもな」

「したいことでもあるんですか?」

「恋でもするかぁ……」

「え!?」

「流石に冗談だ。独身貴族を謳歌するよ。

 ……けど、燃え尽きて何もしなくなるかもな」

「その時は、私が支えますよ」

「冗談言うな」

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