動画拡散
「うっわぁ……」
「うわぁ……」
「いや……仕方ない。町中でのテロ処理だし。けど、やっちったなぁ」
俺、リア、ユウキ、カイ、アリサ……他にも居るが、テロでの戦闘動画が拡散されている。
俺とアリサは人を殺している。賛否両論だ。
幸い、リアは俺を守っていただけだったから、大きな非難はされていない。
「どうします? もう町中、歩けませんよ」
「ショウさん、そこそこ非難されてますね」
「気にしても仕方ない。てか、殺した奴らも捕まってたらどうせ死刑だろ」
「ユウキさんとカイさん、こんな戦闘してたんですねー」
「アリサ、案外苦戦してたなー。最後は瞬殺で……グロかったけど」
ショウとリアは、現実逃避するように動画の感想を口にしていた。
「どうします、上司」
「ここまで拡散されたら無理だな。普段は人目に付かない所で処理してたんだが」
「警察の主力戦力が、ネットのオモチャですか……」
「どうします?」
「整形するか」
「馬鹿言わないで下さい」
「まぁ……俺たち、別に町中で一発で見抜かれる顔でもないしな。あぁ……けどリアはかなり美人だから、気付かれるかもな。最悪」
「美人だと思ってたんですか! てか“最悪”って言わないで下さいよ!」
「マスクしてりゃ気付かれない。心配ない」
「まぁー……そうですねぇ」




