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爆発
爆発音が鳴り響く。
「チッ……キリが無いな」
流石に手榴弾の対処はキツイ。
しかも無制限だ。
――これだけ被爆させても割れないバリア……どうなってる?
「リア……」
耳元で作戦を囁く。
「……分かりました」
バリアが解ける。
直後、手榴弾が投げられるが、即座に壁に阻まれ、投げた本人の足元へ転がった。
「マジか……」
体を地面に押し付け、何とか致命傷は免れる。
「……詰みだ」
心臓を刺す。
事切れた、その瞬間――手榴弾の遺物が出現した。
「今回は……止めなかったな」
………。
リアは、黙ったままだ。
「手榴弾ねぇ……何に憧れたんだか」
「……そうですね」




