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記憶の刃  作者: ルイ
3/50

最強

最強?

いや、俺たちのペアは二番目だ。

合同訓練では、俺たちが強すぎるという理由で――

こいつ一人と戦わされる。

「ねぇねぇ、彼氏くん。今度一緒にさ、映画見よ!」

独り言が聞こえる。

事故で恋人を失った女。

名前はアリサ。

「あーあ……チッ。またお前らの相手かよ」

「こっちのセリフだ、メンヘラ女」

「ショウさん!!」

「まぁいいや。私の彼氏は絶対、私のこと守ってくれるもん」

化物が顕現する。

失った恋人を具現化する覚醒者は少なくない。

だが大抵は無害で、精神施設に収容される。

こいつは違う。

精神性が異常に強すぎる。

写真や情報は見た。

彼氏は優男だった。

――こんな化物じゃない。

「来る! リア!」

リアがバリアを張る。

俺たちは散開して躱す。

リアのバリアを破壊できるのは、こいつだけだ。

しかも一秒で。

ナイフを女に投げる。

だが、化物が拒む。

ドブのような血が溢れ、床が腐食していく。

「彼氏くん、大丈夫!!」

その声に反応するように、化物の傷が癒える。

三分間の戦闘の末、

俺たちは倒れた。

リアはバリアの張りすぎ。

俺はナイフの使いすぎだ。

ナイフによる“多量出血”を具現化させるには、

相当な精神力を消耗する。

「やったー! 勝った!!

ねぇ、早く帰ろ? ご飯作ってあげるね」

――こいつ、家に大量の生ゴミがあって、

月一で清掃入ってるの忘れてんのか。

ほんと、最悪だ。

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