表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
記憶の刃  作者: ルイ
26/50

最強の力

「あんたとペアとか最悪」

「まぁ、お前だけ動かすと上がうるさくてな」

「約束しちゃったし、チャッチャと終わらせようっと」

アリサがアパートのチャイムを鳴らす。

直後、化物が顕現し、ドアを破壊した。

「……チャイム鳴らした意味」

「礼儀としていいでしょ。入るわよ」

二人と一体の化物は、そのまま部屋へ踏み込む。

瞬時に雪が降り、室内が凍てつく。

「寒いわね……。

アンタ、タバコ用のライターあるでしょ。貸しなさい」

「……分かった?」

アリサはライターに火を点ける。

彼氏がそこへ息を吹きかけた。

炎は業火となり、部屋を焼き払う。

雪は溶け、幸いにも火事にはならなかったが――

「……ここ、アパートだぞ」

「だから?」

「……駄目かもしれない……」

女が姿を現し、氷柱を顕現させて放つ。

化物が前に出て防ぐ。

女は即座に氷の壁を形成。

だが次の瞬間、

化物の口から吐瀉物が吐き出された。

氷の壁は一瞬で溶け、床が腐食する。

女は踵を返して逃げ出した。

「耳、塞ぎなさい」

俺は指示に従う。

直後――

化物が怒声を浴びせた。

耳を塞いでいても、なおキツい。

女は耐えきれず、床にうずくまる。

「……近隣住民のこと、少しは考えろよ」

「始末書は、あんたね」

化物が女を両手で掴み、握りしめる。

女は悲鳴を上げた。

「可哀想だから、殺さないであげる」

女はそのまま気絶した。

やがてパトカーが到着する。

「あー……通報入ったな。アリサが暴れすぎた」

女は拘束され、確保された。

そして俺は――

始末書地獄に突入した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ