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エッセイ集

北極の氷が溶けて困るなら

作者: たてみん

お付き合いありがとうございます。

毎度お馴染みのパッと思いつきネタです。

特に学びのある内容では無いのでご注意下さい。


こんなこと書く暇があったら連載してる方の内容を充実させろと怒られそうです。


近年、といってももう結構前からですが。

地球温暖化に伴い北極南極の氷山が溶けてしまい海面が上昇し、結果、島国などが海中に没してしまうという問題があります。

これに対抗するために何か案はないのか!

と考えてアホな答えを出してみました。


なお、科学的根拠も無ければ、事実確認なども一切しておりませんので「それ、間違ってるよ」という内容を多分に含んでおります。

なのでガキの妄想くらいに思ってください。


そもそもの話、なぜ北極の氷山は崩れるのかと言えば、それは氷山の下、海に面している所が波によって削れ、そこに新たな氷が誕生。水は凍ると膨張しますから、それによって氷山が突き上げを食らうんです。

その圧力に耐えられなくなった氷山が崩壊し、海流に流されて温かい南国に(までは行かないですが)溶けてしまうんです。


読んで分かるかと思いますが、実はここまでの話って温暖化はあまり関係ない。

単に氷河期に造られた氷山が経年劣化で崩れてるだけです。

そりゃあ気温が上がったから海に面した部分が削れるのが早くなったかもしれませんが、どれほど違いがあったことか。


さて、改めて北極(南極もですが毎回両方書くのは大変なので北極に纏めさせてください)の氷が溶けて海面が上昇する問題に対して、世界がどう対処しようとしたかというと、

分かりやすい所ではまず温室効果ガスの排出量を減らす活動ですね。

そして都市伝説かもですが増えた海水を宇宙に放出してしまおうなんて計画があったとか無かったとか。

でもそんなことをやったなら大々的にニュースになってそうなので、やってないんでしょう。

温室効果ガスの排出量削減も、これ以上の海面の上昇を抑えようという効果、正確には上昇速度を抑えようという効果しかありません。

つまり延命措置でしかない。


そこで画期的な(アホな)案が閃いたのです。

それはとあるコーチの言葉がヒントでした。


『溢れた水は、また汲めばいい』


そうです。

氷山が崩れたのなら、人工的に氷山を造ってやれば良いんです。

手順は単純。

海水を汲み上げて北極の中央方面に流すだけです。

まぁ、流石にバケツリレーは無理ですからポンプで汲み上げて消防車のように放水するんです。

海水が凍らないのは塩分濃度などもありますが第一に海流で流れ続けてるからです。

バケツに汲んで北極点近くに置いておけば絶対に凍ります。

どうでしょう。

これなら海水を減らせるし北極の氷も増えて万々歳です。


後の問題はその放水ポンプの燃料費をどう捻出するかですが。

例えば北極付近のクジラなどの海洋生物を捕獲して売り捌くとか。

海洋資源の調査を行うシステムを組み込んで各種団体から資金援助をしてもらうとか。

多少なりとも実績が出れば、このままだと海に沈む国家からの融資だって受けれます。

北極付近の風や波の強さによっては、それらで発電も出来るかもしれないですね。


さあ、これでクラウドファンディングを立ち上げればいったい何億のお金が集まることか。

え、ゼロ?

いやいやそんなことは……


というアホな妄想でした。

でもバカと天才は紙一重というし、こういう一般に考えてアホとしか言い様の無いネタこそが実は世界を変える発明へと繋がるんです。

きっと。




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― 新着の感想 ―
[一言] 銀英伝で知られる田中芳樹先生の初期短編に、「銀環計画(プロジェクト・シルバーリング)」という作品がありまして。 地球温暖化による海水面上昇への対策として、海水を衛星軌道エレベーターで吸い上げ…
[良い点] 海面上昇に関しては、オランダのように、高い堤防をつくることで海抜0以下でも水没しないようにする。という手もあるんですが、海水温の上昇そのものが与える海洋被害が深刻なんですよね。 海水温の…
[良い点] 素晴らしいアイデアです! ぜひ誰かにやって欲しいものです! 期待しています!
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