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星屑拾いのコブラ 第6章『ヴァル皇国の冥界下り』

作者:春之之
巨大な外壁に囲った王国『オフィックス王国』
その国にいる唯一の孤児である盗人コブラと唯一の黒い髪をした異邦人の騎士ヤマトは刑罰としての任務を任された罪人として、そしてその罪人の監視、補佐として国外へと旅に出る。任務とは、オフィックス王国に昔から伝えられている儀式『星巡り』を完遂させることだった。オフィックス王国を囲むように点在する12の国で行われる『星巡りの儀式』にコブラたちは挑んでいく盗人と騎士が織りなす冒険ハイファンタジー。
 レオ帝国での激闘を終え、ヤマトも戻ってきたコブラたち五人は六つ目の国『ヴァル皇国』へと向かう。
 他の国とは違い、星術が浸透しているこの国では、星術を使う者が多く存在しており、その不思議な文化に五人は驚く。
 ヴァル皇国の皇帝プロテアから五人に言い渡された星巡りの儀式は、この国の地下に存在すると言う冥界へと下る度胸試しであった。
 冥界に連れ去られてしまったキヨを連れ戻すためにコブラたち四人は冥界へと下る。
 そこに「私を冥界に連れていって!」と一人の少女が現れる。その少女は星術師として大人たちに落第を押されているお転婆娘であった。
 12の国を巡る長編ファンタジー第五弾開幕。
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