偽善
前回の続き。
募金箱には紙幣と硬貨が入れられた。
ラジオ番組のプロデューサーは、
箱から硬貨を出し、
金額が多い紙幣だけにした。
目的は言わなくともわかるだろう。
それを見ていた地元の男子高校生が、
「そういうやり方はよくない。偽善だ」と、
プロデューサーを批判。
その直後に、プロデューサーは男子高校生の襟元をつかみ、
「文句を言うな」。
この場面は多くの人たちが見ており、
番組の後で、某民放にかなりの批判が寄せられた。
高校側は事態を重視して、民放のプロデューサーを呼びつけ、
謝罪を要求した。
「言い訳だけで謝罪しないのなら、すぐ警察に電話する。
目撃者は多数いる」。
今もそうだが、そのプロデューサーに限らず、
マスコミでは、自分たちが特権階級と思っているのか、
傲慢で独善的な人間が多い。
その民放ラジオ・・
近年の番組は大半がサスプロ。
スポンサーがない番組で、製作費は回収できない。
テレビと兼営なので、そちらの利益でラジオ放送の赤字がどうにか埋められている。
影像がないと、スポンサーの確保は難しい。
FM 補完放送で、送信設備の保守経費の低減をはかってはいるが、
数年後には、民放ラジオ局(AM 局)は、
いくつかの県に1つだけになるのかもしれない。
J-POPのアーティストのほとんどは、
民放FM 局にレギュラーやゲストで出演して、
民放AM には見向きもしない。
おごれる者は久しからず。
こういう「基本」がわからない人間が多すぎる組織に、
明るい将来はない。




