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アルマさん

 あの後俺たちは別々の部屋に案内されて今俺はごろごろしている。

 案内されたのは豪華絢爛な部屋。中世ヨーロッパとかで使われてそうな部屋フカフカで華美な装飾のされた豪華なベット、高級そうなクローゼット、床にひかれたカーペットさえも一級品。土足で踏めねえ。

 女どもは風呂に入ってくるとか言ってたなーとか思いながらごろごろする。

 「ああー、だるい」

 彼は無意識のうちからその言葉が出ていた。

 彼がだるいと思ったのはこれからのこと、自分はおそらくこのままでも十分強いだろう。それこそ刻印もちと戦わなければほぼ最強に近いだろう。

 ならばいっそのこと夜逃げするか?それは愚策だと首を振る。

 黒木が知っているのは自分がこの世界にいたころの知識。その知識がここでは当てはまらないかもしれない。

 ではこのままここに残るか?それが正しいだろうと思う。しかしだるい。

 のこるというならばふたつの道がある。

 一つ力を隠し続ける。

 二つ力を見せつける。

 どっちにしてもめんどい。

 「はあ、夜逃げでもしようかな」

 「それは困るな」

 後ろからいきなりの声。

 黒木はその気配にきづいていたがなんでかと聞かれてもうざいので反応する。

 「うわ」

 演技の悲鳴。

 後ろを振り向くとそこには黒い軍服を身にまとった赤髪褐色の美女。

 「いつの間にいたんですか?」

 今さっき気づいたふり。

 「そんなことはどうでもいい」

 どうでもよくねえよ。

 「お前地下室で私に言ったことを覚えているか?」

 にらみつけるような視線。そんな視線を送られると何かよくわからない感情が湧き上がってくる。

 「ああ、もちろん」

 ひょうひょうとした態度で俺が言う。

 「どういう意味だ?」

 さらに不機嫌になり眉を吊り上げる美女。

 もともと切れ長の目なのでマジで怖いっす。

 「そのままの意味だが、もしかしてお前らは誰かが帰りたいとか言い出したらそれを聞いて素直に返すつもりだったか?」

 不敵に笑いながら問いかける。美女は少し面を食らった後。

 「お前の想像に任せるよ」

 機嫌を直したのかあちらも不敵な笑みを浮かべている。

 「私はお前が気に入ったよ」

 機嫌を直すどころか気に入られてしまったらしい。

 「私の名前はアルマ・ゼオ・オルブライトだよろしくクロキ」

 いきなり手を差し出してきやがった。

 可笑しい。おもしろくて自然と笑みができてしまう。

 握手に応じて前を見ると顔を赤くしたアルマ。

 「大丈夫か?」

 「だ、大丈夫だ」

 俺はそこで感づくこの女自身で握手要求しときながら照れてやがる。

 ニコリと笑い言ってみた。

 「今夜ここで寝てくか?」

 声にならない悲鳴を上げてアルマはどっかに言ってしまった。

 ――――――――――――――――――

 次の日。

 今日からアルマによるこの世界の常識の授業をやるらしい。

 「よしじゃあ始めるぞ、失礼かもしれないがこの話し方でいくから」

 今はそれをやるための部屋に来ていた。

 椅子と机が一人一つずつあったので適当に座る。

 左から落雷、鈴歌、閃、俺である。

 前ではアルマがいつもの軍服姿で立っていた。

 そんなこんなで授業開始。まあおれ知ってることだけだから暇なんだけど。

 今日の授業を要約します。

 1、この世界の地理は地球と陸地のある場所は変わらない。

 2、文明は近世ヨーロッパくらい。ただし化学系は発達していない。

 3、この世界には魔力というよくわからな力がある。

 4、魔獣がいるよ

 5魔法があるよ、魔法は詠唱によって魔方陣を出し底に魔力を流すか自分で魔方陣を書いて魔力を流すと発動する。

 ………基本的に無詠唱は無理らしい。俺できたけど。

 ゴーンゴーンと昼を知らせる鐘が鳴る。

 「よし午前は終了!午後は闘技場で魔法と戦闘に関してだ」

 ああ~終わったと席を立つ俺たち。

 「その、なあもしよかったらクロキ私と昼を一緒に食べないか?」

 このアルマの発言に落雷と閃が食いついてきた。

 

一回消えちゃって書き直したのでかなり適当です。

すいません

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