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3rd

金髪の少女は秋奈という名だ。

だが男装をしているという事もあってか、周りの人々は彼女を『しゅう』と呼ぶ。

「敵が…地球に侵入したらしい」

秋奈は鼻をひくつかせながら言った。

そう、彼女の能力は(センス)(オブスメル)

主に匂いで敵などの動向を探るのに使う。

「よし、特殊部隊・SEP出動!」

啓太が声を上げる。

メンバーは外へ出た。

敵のいる座標をタブレットで確認する。

それはSEPのブレイン、光月の仕事だ。

情報収集なども彼が行う。

彼の能力が(フィールド)(オブビュー)であるためだ。

能力を使う事によって視界を広くし、その範囲内の物に対してあらゆることができる。

心・記憶を読んだり、動きを一定時間止めることなどだ。

タブレットを啓太に見せ、光月は言う。

「結構遠いみたいだよ」

「疲れたらだっこしてあげるよ」

啓太は平然と言った。

彼の能力は(スーパー)(ヒューマン)、何でも持ち上げることができる。

そうでなくても光月を持ち上げることなどたやすいだろう。

光月は小さく笑った。

「大丈夫だよ」と。



そしてSEPが現場に到着した。

そこに居たのは一人の女性。

黎と同い年くらいだろうか。

紫の艶やかなボブ、目は大きく、胸も大きい。

可愛いというよりは、美人に限りなく近い魅力がある。

だが、彼女は紛れもなくFSEの兵士であった。

なぜなら軍服を着ているから。

それも幹部用の物を。

周りに居るのは下っ端らしく、大量の『ハート』を持っていた。

女が出したのは鍵。

『ハート』を体内から出すための道具だ。

SEPも所持しているが、使ったことはない。

彼女は不敵な笑みを浮かべ、言った。

「あたしは有架。SEP、すごく邪魔なの。だから…消えてよ」

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