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バツイチ男と猫一匹  作者: あかりや


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急に

今日も会社か。雨が振っている。

嫌だな。いつものコンビニ。市原さんは…いない。

ついてないな。

そういえば、母親からの折り返しがないな。22時過ぎだったけど、寝てたかな?昨日、母親からの電話が合った。


『お、おはよー香取さん』

『おはようございます。千葉さん。喫煙所に行きましょう』

ん、配送部に移動してからは、珍しいなーなんだろう?

『千葉さん、アタシ、会社を辞めようと思います。すぐではないですけど』

『えっどうしたの?急に』

『実は、以前から何となく考えてました。移動の件の前から』

『やりたいことあるの?』

『はい、オーストラリアに留学しようと思いまして』

『留学?いつくらいに行くつもり?』

『来年の3月位に行こうと思います』

『えー会社には?』

『まだです。前に大村さんの件があってから、悩んで、色々、考えて決めました。誰かに言わないと決心が鈍るので、千葉さんに伝えちゃいましたw』

『そうなのかぁー。残念。淋しくなるな。本当に』

『まだまだ、退職するのは、時間もあります。配送部の移動して、間もないですから…思う所は、色々あります。配送部の人には訳ないですけど』

『んーそうだね。まぁーしょうがないよ。留学したいなら、しょうがない』

『配送部に千葉さんが一緒だったら、また、話が変わったかもしれません』

『それは、どうして?』

『千葉さんとなら、この会社でも、何となくいいかな~って思ってました。変な目で見ないしです』

香取さんは、美人だからね。変な目で、見られることが多いだろうな。俺も見てたけどね。初めはw

『そうなのね。気が変わるかもしれないしね。取り敢えず、俺の胸にしまうよ。ただ、辞める前には、また、一緒に飲もうね。石垣さんも知ってるの?』

『はい、絶対行きます。千葉さんにご馳走になりますw石垣さんも知ってるので、一緒にw』


普段通りに会社が終わった。それでも2時間の残業だ。忙しかった。

来年か、香取さんが退職したら、淋しいなるな。俺が配送部に行ってたら…いや、無いな。勘違いヤローになる。

そういえば、石垣さん、この前、変だったのは、それかな?

香取さんが辞めるのを聞いてたから、あんな感じだったのかな?飲んでた時に、香取さんも色々あるしって言ってたからな。

考えても仕方ないか。

家に着いたら、妹から、連絡が合った。

『土曜日、空けて、お母さん達が…』


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