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バツイチ男と猫一匹  作者: あかりや


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そんな訳ないよな

大雨って程でも無かったなー。良かった、良かった。

この前の台風の時は、すごかったからな。由香里の家のベランダは、大丈夫かな?由香里がこの前、怒ってたな。心配なら、連絡しろって。取り敢えず、連絡だけ、入れておこう。ポチポチっとな。朝、8時だから、平気だろ。


昨日、香取さんからのお土産で、パイナップルケーキを貰った。俺、これ大好き。中華街とか行ったら、必ず買うよね。香取さんも吹っ切れた感じだった。やっぱり、移動って嫌なんだろうし、それなりにプレッシャーだよな。


島田さんから連絡がない。

一昨日、連絡を入れてけど、既読になってない。どうしたのかな?今日の夜まで、連絡来なかったら、電話しよ。


今日は、近所の斉藤さんがやってる、修理工場に車を車検に出しに行く。その後は、どうしよう?暇だ。

のんびり料理でもするかな。唐揚げ、作ろうかな。


『おはよーございます。斉藤さーん、朝1から、すいません。車検、宜しくでーすw』

『おはよー、千葉さん、連絡したと思うけど、問題がなければ、水曜日かな。今日、見てみるけど、部品交換とか、見つかったら、遅くなるから、また、連絡するよ。代車、この軽を乗って』 

『はい、宜しくでーすw』

『千葉さん、時間ある?コーヒーでも、飲まない?』

『いいですね。飲みましょう、飲みましょう。』

『どーぞ、コーヒー。千葉さん、微糖しかない、これ飲んで』

『いただきま~す。あれ、今日、息子さんは?』

『彼女と旅行だとよw別にいいけどよ』

『へえー、息子さん、お幾つでしたっけ?』

『30歳。まだ、付き合って、1ヶ月位だとよ。彼女もこの前、うちの工場に顔出したよ。このコーヒーも彼女の差し入れだよw』

『そうなんですねーよく出来た、彼女じゃないですか』

『おーそうなんだよ。その時に昼メシも俺の分まで、作って来たくれてなー』

『ピロピロピロピロ』

斉藤さんの電話がなった。

『ちょっと、悪い、電話するね』

席を離れた。

写真がコルクボードに飾ってある。

斉藤さんの息子、イケメンだよな。バイク乗りなんだ。へえー高校生の頃かな?最近のもありそう。

ツーリングとかの写真かな?結構、大人数で行くんだねーん?んーあれ、元嫁に似てるやつ?いや、絶対、元嫁だよ。これ。

えー知り合いなの?マジで?見なかったことにしよう。まさか、彼女って?いやいや、ないでしょ。ないよな?

『ごめん、ごめん。出かけることになっちゃったよ』

『いいですよ。1つだけ聞いてもいいですか?』

『何?』

『息子さんの彼女って、お幾つ位です?』

『へ?息子と同じ年位だけど?何で?』

『いや、気になってw』

良かった。無いとは思ってたけど、ね。

一応念の為、買い物して、料理でも作ろう。









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