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メカナイズド・ハート 91話

喧嘩回です。


ルーカスとエミーはセルゲイと共に少将の部屋を敬礼をして退出したのち、通路をとぼとぼと歩きながら話す。


「ごめんな、エミーにあんなこと言わせちゃって。俺が油断せずにいれば敵にやられずにすんだのに。」

「いいって、歩兵や装甲車がいないのは間違いなく問題だったし。」


ルーカスの頭の中には。まずエミーが自分を少将の前かばってくれたことに対する申し訳なさと不甲斐なさでいっぱいだった。

少将という立場の人間が権力を使えばエミーの援護も嘘で実際はルーカスが油断していたのが原因であったとすぐわかってしまうだろう。そこまで考えが及んだルーカスは再び軍法会議に欠けられるのではないか?もしくは何らかの処分を本社から受けるのではないかと嫌な考えが頭の中から離れない。


しかもその過程でエミーを巻き込んでしまったらどうなるだろうか?


「決めたよエミー、俺はもう一度訓練をやり直す。それでいいだろうセルゲイ?どうせしばらくは俺は謹慎処分を受けるだろう、その間に基礎から学びなおしたい。」

「いやちょっと待って!!そんなに自分を責める必要はないよ。」


エミーはルーカスに対して自らをあまり攻めるな、追い込むなと落ち着くように静止してくる。しかしルーカスはその言葉を気にせず上官であるセルゲイに対して再教育を受ける許可を求める。


「なあ?いいだろう?どちらにせよ大隊の残りには再教育が必要なんだ。半壊状態の今の大隊の再編ついでに俺にも再教育を受ける権利をくれよ!?いいだろう?」


そうして静止しようとしてくるエミーを押しのけながら上官であるセルゲイに対して詰め寄る。


「無視しないで!!」


その行動に対してついにエミーは怒り心頭になりルーカスの胸倉をつかみ、詰め寄る。それに対してルーカスもまた自らよもわずかに小柄なエミーに顔を近づけて叫ぶ。


「今回は運がよかった!!でも次はないかもしれない!!俺の無能のために隊も部下も君も死なせたくない!!わかるだろ!?歩兵や装甲車のいるいないじゃ変わらない!俺の無能を直さないとダメなんだよ!!」


ルーカスがおもっていたことすべてをぶつけると、数秒後には後悔が劇場を勝るようになり申し訳なさがと自己嫌悪の感情が高ぶってくる。


一方目の前で感情をぶつけられたエミーもまた、怒り心頭となりルーカスに感情をぶつける。


「なめるな!!てめえにおんぶにだっこされなきゃいけない奴はいない!!エースだかなんだか知らないが調子乗ったクソガキのしょうもないメンタルに付き合わされている余裕はない!!失せろ!!大隊から失せやがれ!!!」

悪口のレパートリーを増やしたい。

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