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メカナイズド・ハート 39話

レポートの関係で更新が3日に渡り遅れてしまいました。申し訳ないです。


アゴに一撃喰らったハイジャック犯は、痛みで手に取っていたライフルを落とし、顔は勢いのまま狭い通路の壁に激突して更なる痛みを受ける。


ルーカスが追撃の一撃を蹴りで放つと、やられてばっかりでは終わらず、ハイジャック犯は揺れる視界の中でルーカスの足を掴む。ハイジャック犯はそのままルーカスの足を引き寄せて、ルーカスの体勢を崩しつつ片足をルーカスの太ももに当てて動きを抑える。


ガツンッ ガツンッ


ハイジャック犯は優位な体勢から打ち下ろすように、革ベルトを巻きつけた右手でルーカスの背骨や後頭部を積極的に殴りつける。


足を引っ張られ、太ももを押さえられて逃げ場のないルーカスは体を丸め、必死に致命傷を回避する。


ガツンッ ゴガッ


後頭部を殴られた勢いで今度は床にルーカスの顔が激突して激痛が走る。


痛みに耐えながらも必死になって、打開策を思いつく。周りを見てみれば、乗客は目を逸らし、ハイジャック犯は応援の必要なしとしてパイロットを脅迫しにいった。目の前の一人とコックピットに行った二人は互いに連絡を取る手段を持っていない。


これは各個撃破のチャンスだ。


そう気づくと、ルーカスは素早く体を一回転させてハイジャック犯の拘束から左足を脱出させる。


ハイジャック犯は即座に攻撃してマウントポジションを再度確保しようとするが、体の一回転に合わせてフリーの右足が回し蹴りとなってハイジャック犯の首に直撃する。


グキッ


嫌な音がして大柄なハイジャック犯は床に倒れ込む。


「まずは一人。」


ハイジャック犯の体を探り他に銃器を持っていないか確かめた後、彼が落としたライフルを拾い上げてコックピットに向かう。


実弾よし

装填よし

多分銃身もよし



全て確認し終わった時にはコックピットの手前まで来ていた。


「お前らは向こうで倒れているアホを縛り上げておけ。男は俺と来い。」


通路の隅に縮こまって集まっている乗務員達に慣れない指示を飛ばすと、コックピットの扉を開けようとするが、開かない。


ハイジャック犯が気づいて扉をロックしたのだろうか?それともパイロットが意図的に閉じさせたのか?


どちらにせよ、ロック解除はコックピット内部からしかできない。


バシンッ バシンッ


銃床で殴りつけてみるが、びくともしない。薄そうな扉の割に随分と上手く衝撃が吸収され、表面の綺麗なペイントが剥がれただけだ。


「ムッシュ、これを使って!!」


ムッシュとはフランス語でミスターの意味だ。

明らかにフランス人ではなさそうなアフリカ系の男性から消防用の斧を渡される。非常に重いが、これなら使えそうだ。

エッチスケッチドスケベエッチ(早く濡れ場を書きたい)

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