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神が世界を滅ぼすなら  作者: なゆいと
終わりの始まり
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プロローグ1

西暦2020年、東京オリンピックが行われた

どこの国の選手が凄かった、とかあの国は金メダルを何個とった、とか皆そんな話で盛り上がってるとき世界は静かに、しかし確実に動き出した


「お久しぶりですね、阿弥陀如来様」

「えぇ、お久しぶりです。オーディン殿」


この世には神がいる

仏もいる

悪魔や怪物もいる


神や仏の力は神を仏をどれだけ崇め奉る人間がいるか、つまりどれだけ信仰されているかで強弱が変わるのだ

いくらでも強くなれるしいくらでも弱くなる


逆に悪魔や怪物は生まれたときから力の強さが決まっている

どんなに頑張っても強くなれないしどれだけ怠惰な生活を送っていても弱くはならない


「オーディン殿体調はいかがですか?」

「それがやはり信仰は減り続けている様でして…」


2020年、人々のうち神仏を信仰しているものはかなり減ってきていた

つまり余程メジャーな宗教で崇められていないかぎり力が弱まっているということ

北欧神話の主神であるオーディンもその例外ではなく北欧神話が衰退した世紀からどんどん弱っていたのだ


「そうですか、でも今回の会議に参加されること嬉しく思います」

「いえいえ、阿弥陀如来様にそう言っていただけて幸いです」


今回の会議、それは世界の神格化されているものの中でも特に力のある3人、キリスト教のイエスに仏教のブッダ、イスラム教のアッラーの呼びかけにより未だ動く力のある全ての神に参加が要請されたものだ

これはギリシア神話に代表されるゼウスや北欧神話のオーディン、日本神話から¦伊弉冉尊いざなみのみことなどなど既に知られているだけで信仰するものがほぼ消えてしまったものの神までも集合する一大会議であった

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