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愛

 あなたの言葉が一番、私を傷つけるのが上手。

 ちゃんと私の柔らかいところを刺してくるから。

 私のためって顔をしてやってくるから。

 あなたは本気でそう思っているから。

 私が抵抗できないことを知っているのかしら?

 持っているはずの牙も爪もあなたの前では無意味ってこと、あなたは知っているのかしら?

 きっと知らないはずよね。

 あなたが私に無償の愛をくれるけど。

 痛いの。

 あなたが私を抱きしめてくれるでしょう。

 あなたが爪を立てて抱きしめてくれるから、これも愛情と。

 私は信じて耐えるしかないのよ。

 あなたに愛されているのだと。

 痛いけれど、そう信じているのよ。

 同じくらい痛い愛情をあなたに返してやりたいけれど。

 きっと無理ね。

 あなたの前ではあまりにも無力なのだから。

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