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ダンジョンのある生活《スマホ片手にレベルアップ》  作者: 盾乃あに


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24/27

河合クラン


「ヒール」


「ありがとうタクマ」 


「おう!気を抜くなよ!」


 60階層のボス、ブラックミノタウロスに苦戦している。

 体躯もそうだが獲物がデカい。デカいアックスを持ってそれを軽々と振り回すので厄介だな。


 鑑定を使うと、


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ブラックミノタウロス

 レベル 159

 スキル 怪力 身体強化 鉄壁

 ユニーク 心頭滅却

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ユニーク持ちかよ!

 それにゴリゴリのパワータイプじゃねえか!


「気をつけろ!心頭滅却っていうユニーク持ちだ!」


「嘘だろ!だからノックバックもしないのか!」

 シンジが叫ぶ。


「だが効いてるはずだ、無理せず行こう!」


「「「「「了解」」」」」

 


 ようやく倒せたのは一時間近く経ってからだった。


「っは、はぁ、はぁ、タフすぎるでしょ」

「まったくだ、はぁ、はぁ」


 ドロップ品はブラックミノタウロスの角と皮と大魔石だ。

 

「これ加工したら何になるんだ?」

「どれ、調べてみるわ」


 ・黒稲妻(槍)

 ・雷の鎧(男用)

 ・雷のコート(女用)


「黒稲妻は槍だな、タマキにいいんじゃないかな?皮は男物だと鎧、女物だとコートだそうだ」


「あーしにピッタリじゃん!コートとお揃いで加工よろしく!みんないいよね?」


「あぁ、それでいいよ」


「まぁいいんじゃない?」

 と言うことで黒稲妻とコートを加工屋に注文するとすぐに出てくる。


「おう、結構ゴツいな」

「あーし、このコートピッタリだわ!」

 コートを着てヒラリと舞うタマキ。


 黒稲妻はかなりゴツメの槍だった。


 宝箱には魔導書と金貨が入っていた。


「魔導書だけど、回復魔法だな。誰かいるか?」

「私にちょうだい!」

「はいよ」

 ユカリが回復魔法を覚えるみたいだ。


 61階層に上がってから部屋に戻る。


 全員で乾杯して、テレビをつけると河合が出ていた。


 なぜか偉そうにふんぞり返っているが、何故だ?


『それではもう15のダンジョン攻略に成功しているのですか?』


『当たり前ですよ、早くに立ち上げることができたクランなのでそれくらいはね』


『今後もダンジョン攻略をして行くつもりですか?』


『ダンジョンのノウハウが有る我がクランにもっと入会していただき安全にダンジョンでの収入を稼いでいただきたいので、ダンジョン攻略は辞めませんよ』


『いまや一大産業になっている魔石エネルギーですが』


『安全でクリーンなエネルギーですのでこれからはもっと多くの使われ方をすると思います』



 へぇ、魔石エネルギーねぇ。新しいエネルギー源があれば飛びつく企業も多いだろう。


「似合わねー!あははは」

「なんだあの髪型!あははは」


 タマキとシンジはそこでツボっているようだが、カグヤやタダスケはなにか難しい顔をしている。


『ダンジョンでスタンピートが有りましたが、あれは他の人が収めたみたいですが?』


『あれは河合クランでも対処可能でしたが、近くにたまたまいた冒険者が対応したみたいですね』


『その方達はいまどこに?河合クランに入っていないんですか?』


『そうですね、一般の冒険者ですから危ないことはやめていただきたいですね』


「なっ!こいつは口が達者だな!」

「こいつのせいでスタンピートが起きたかもしれないのに!」

「これテレビだから怒ってもしょうがないですよ?」

「クッ!」


『最後になりますが、河合クランでは死亡者が多いと聞いていますが何故ですか?』


 河合の顔が引き攣っている。


『打ち合わせにないことを聞かれるとは思ってなかったのでコメントは控えさせていただきます』


『あっ、待って下さい!河合さん!』

 河合はフェードアウトして行った。


「ざまぁ!」

「死者が多いのか?」

「無茶なダンジョンでの攻略をしているのだろうな」

 あまり聞きたくなかった話だな。


「ネットでも叩かれてるよ!」

 ユカリがスマホで見ている。

「まぁ、叩けば埃が出そうなクランだしな」

 タダスケが言う。


 金儲けしか頭にないのか?


「あ、他にもクランが開設され始めてるね」

 シンジがスマホを見ながら言ってくる。


「へぇ、そんな簡単にクランが建てられるのかな?」

「国に認可されればいいらしいよ」

「そうなんだなぁ」


「ウチもクランにしちゃうか?」

「いや、別にいいんじゃないかな?」

「パーティー名だって決めてないのに、クランなんてまたややこしくなるだけでしょ?」

「あははは、言えてますねぇ」


 俺はメンバーはこの六人でいいと思ってるし、それ以上増やすのもなぁ。


「まぁそれは置いといてだ、普通にダンジョン攻略した方がいいんじゃないか?タクマのヒントアプリにもあと二つはダンジョン攻略が載ってるんだろ?」

 タダスケが言う。


「あぁ、まぁ急がなくていいと思ってたけどこれを機会に地方に遠征しに行ってみようか?」


「おっ!乗り気になってきたな!」


「まぁ、ヒントアプリで何が起こるか少し楽しみだしな」


「さんせーい!」

「あーしは海がいいなぁ」


「夏も終わりかけだけどそれもいいなぁ」


 遠征してダンジョンを攻略しに行こう!

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