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ダンジョンのある生活《スマホ片手にレベルアップ》  作者: 盾乃あに


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21/25

新宿ダンジョン


「もう大丈夫だからゆっくり出て来て下さい」


「ゆっくりまっすぐねー」


「怪我した人はいませんかぁ?」

 俺たちはシェルターに避難してた人たちを誘導している。


 ギルド職員も自主的に誘導を手伝っている。


「しっかし、派手にやらかしたなぁ」


「どうせなら更地にしてくれればよかったのに」

「あははは、そう言うなよ」


 幸いにも避難が早かった為、負傷者だけで済んだようだ。


「スタンピード発生時は何か変わったことはありましたか?」


「門が赤く光ってダンジョンに入れなくなったのですぐに避難指示を出しました」


 若い女の子が教えてくれた。


「そうか、だから避難が間に合ったわけだな」

「はい!ありがとうございました」


「いやいや、こちらこそ教えてくれてありがとう」


ーー


 河合クランでは、

「なんだと?それでおめおめ帰って来たのか?」


「しょーがないでしょ?丸尾さんとことを構えるわけにはいかなかったんだから」


「それに俺たちが入ってればスタンピードになんかならなかっただろ?」


 花京院兄妹は河合に向かってそう言う、

「クソッ!やっぱりタクマが欲しいな」


「なんなんですか?タクマって人は?」


「クソチート野郎だよ!ユニークが特別なんだ」

 河合はまだタクマを手に入れるつもりであるが、これと言って手が出ない状態だ。


「そんな奴いたか?」

「さあ?」

「あのリーダーみたいな人じゃない?」

「あぁ、突っかかって来たやつな!」


「違う、その前に話をしていた男」

 十六夜が間違いを正す。


「しかし、こちらも大損害だ。メンバーが死亡しているのに、こちらに国はふっかけてくるだろうな」

 スタンピードによる損害は大きなものとなっている。


「まぁ金で解決できることならなんとかなるさ」

 河合は金でなんとかなるとしか考えてないようだ。


「で?真希はどうしたんだ?」

「「「あっ!」」」

 どうやら真希と言うメンバーを忘れていたようだ。


「真希はぞんざいに扱うなと言っているだろう!」

「いや、あいつ遅いから」

「そうそう、私達について来れないからさ」

「今頃、到着していると思う」


ーー

 

 河合達がそう言っている頃、

「あ、あのースタンピードは?」


「ん?あ、あぁ、もう終わったよ」

「そうですか、よかったぁー」

 設楽真希(シタラマキ)はスタンピードの終わった新宿でタクマ達に会っていた。


「ん?その言い方だと河合クランの人か?」


「そ、そうです。私鈍臭くて置いてかれたんですよ」

「そうなのか、仲間なのに辛いなぁ」


「あはは、私が遅いのが悪いんですけどね」

「それでも仲間を置いて行くのひどいな」


「でも私がいなきゃ出来ないことですから」

 ん?それじゃあけっこう有能なんじゃないか?


 鑑定。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 設楽真希(シタラマキ) 24歳

 レベル 40

 スキル ショップ 中級雪魔法

 ユニーク 階層転移

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 あ、こりゃ、河合クランには必要だな。


「どうもありがとうございました」

「いえいえ、気をつけてね」


「はい!それでは」

「じゃーねー」

 カグヤ達は手を振って別れた。


「なんか河合クランにもまともな子がいるんだなぁ」


「ね!それ思った」


「まぁ、そんなに冷遇されてるわけじゃないだろうしいいだろ」


「そうね」


「ねぇ、このまま新宿ダンジョン攻略しない?」

「お、それいいな」

「さんせーい!」

「まぁ、こんなになっちまったしな」

「だな、それじゃあ攻略しようか!」


「「「「「おう」」」」」


 一週間で50階層を突破した俺たちだったが、このダンジョンは成長しているらしく50階層よりもまだ下があるようだ。


「レベル上げといてよかったわね」

「あぁ!今こそ本領発揮といこうじゃないか!」

 みんなの気合いは十分だ。


「うおりゃぁぁぁ!」

 シンジがゴーレムの攻撃を止めると、ユカリとタマキが2人で攻撃してゴーレムを倒す。


 こちらも問題なくゴーレムを倒してドロップ品の鉄鉱石と魔石を拾い集めている。


「ふぅ、お疲れ」

「はぁはぁ、お疲れ様です」

 とシンジは疲れているな。


「凄いじゃないかゴーレムと互角だったぞ」

「互角じゃダメです!俺はもっと強くなりたい!」

「よし!その勢いは大事だぞ」


 カグヤがシンジを激励する。


 79階層、

 ここではミスリルゴーレムが闊歩している。


「やぁ!」

「どうりゃあー」


 全員でタコ殴りしてやっと一体というところか、さすがにミスリルゴーレムにミスリルの剣じゃ分が悪い。


 シンジの大剣も随分くたびれて来た。


「これじゃハンマーがいいですね」

「そうだな、関節を狙うけど武器が負けてしまう」


「魔法もあまり効かないですからね」


 ドロップ品のミスリルのインゴットと魔石を収納して79階層のボス部屋に行く。


 そこにはでかいミスリルゴーレムが鎮座していた。


「ソラ!行くぞ」

『キュゥゥゥゥ!』

 またサイクロンとファイヤーストームの合わせ技だ。


 それでもまだ足りないみたいだな。


 他のみんなも魔法を駆使しているが、なかなか倒せない。


「もう一度だ!ソラ」

『キュキュゥゥゥゥ!』

「ファイヤーストーム」


“ゴオオオオオオオオオオオ”と言う音にようやくミスリルゴーレムが倒れた。


 大量のミスリルインゴットに大魔石と言えばいいのかな?それをドロップして、宝箱には金貨がぎっしり入っていた。


「俺、ハンマーも使えるようになりますよ!」


「そうね、私達も他の武器を使えるように頑張るわよ」


「「「おおー!」」」


 シンジがハンマーだと俺は何を使おうかな?


 80階層に到着するとようやくダンジョンコアがあった。


 ここまでけっこう大変だったな。でも嫌な疲れではない。


 ダンジョンコアにみんなで触るとスキルが貰え、ダンジョンコアを収納するとギルドに強制的に戻される。


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