第71話 目 久良岐公園
これは私が小学生の時のお話である。
小学校の遠足で行く事になった
場所は久良岐公園
緑が豊かな綺麗な公園である。
春には桜が咲いて花見やピクニックをする人も多かった。
遠足って事もありワクワクしていた。
久良岐公園についてお弁当の時間
外で食べるお弁当はまた格別である。
おやつのお菓子を食べながら辺りを見渡す
木々が立ち並んだとこに
白いワンピースを着た女の人が立てこっちを見ていることに気付いた。
ずっと立って何してるんだろう?
不思議には思ったがあまり気にしなかった。
お弁当を食べ終わり自由に遊ぶ時間
どんぐりがたくさん落ちていてどんぐり拾いに夢中になっていた。
気づいたら結構進んできており
先程の女の人がいた
木の近くまで来ていた。
ふと視界をあげると
先程の女の人と目が合う
気まずくなり頭を下げ小さく挨拶をした。
「こんにちわ...」
返事はなかったが
すごくニコニコしており怖いという気持ちはなかった。
みんながいる方へ戻っていく
他の子達もどうやらあの女の人に気付いたみたいで
あの女の人ずっといるねなどと話していた。
遠足も終わり帰りの準備をする。
列に並び点呼
その間もその女の人は木の下からずっとこちらを見ていた。
先生に何となく
「あの木の所に白いワンピースの女の人がずっと居たね」
というと
先生は不思議そうな顔をして
木の方見て
先生「やだなー誰もいないわよ」と言った。
え?
「いや、でも...」
木の方に目をやるとやはり女の人が間違いなく立っている。
他にも見えている子は何人もいるようだったし
見間違いとは思えなかった
その女性は何ものだったんだろうか…
子供だけに見えり霊だったのかもしれない




