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第68話 目 透 (箸休め)

これは私が高校の時のお話である。


霊障でも人怖でもないが私なりに血の気が引いたお話なので話させてもらおうと思う。


高校の時nicolaという雑誌にハマっていた。

そこに載っていたモデルの女の子が

水玉の可愛いベアトップのワンピースを着ていて

真似したい!

そう思ったのがこの悲劇の始まりだった。


さっそくクローゼットを確認する

M美がくれた水玉のスカートを発見

モデルの子が着ていたのにそっくりだった


「これだ!明日これ着てこ!」


ウキウキ気分で洋服の準備をし

明日着るのを楽しみにその日は早く眠ることにした。


翌日朝M美と待ち合わせしてる場所に向かう


M美「おはよー!あれ?この前のスカートじゃん!」


「雑誌にこの着方が載ってたからやりたくてきてきたんだぁー」


M美「へーいいじゃん!」


何気ない会話をしながら

学校方面行きのバスに乗る

バス停に着くとコンビニで

飲み物とお菓子を買って学校に向かった。


M美は名前順的に隣のクラスで

朝礼のために1度分かれた


着たかった服が着れて終始上機嫌だった。


朝礼が終わって廊下でM美と合流する


何だかM美の気まずそうな元気の無いような様子に気づいた。


「??M美何かあったの??元気ないじゃん」


覚悟を決めたようにM美が私を真っ直ぐ見つめる


M美「あのね、落ちついて聞いてね…」


私は静かにうなづいた



M美「私があげたその水玉のスカート....

光が当たったら全部透けてる......」



........っ!!


光に当てると確かに透けてる...!


顔面蒼白状態


「まさか私ずっと透け透け....??」


M美「うん...ずっと透け透け」


上から下までほぼ透け透け丸出し状態だった現実を飲み込めず

この格好で来ちゃった事

これからこの透け透けで過ごさなきゃいけない

事実があまりにも怖すぎた


違うクラスの友達に体育のズボンを泣きながら借りに行ったのを今でも忘れない...



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