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第60話 目 記憶違い

これは私が中学生の時に体験したお話である。


3年の修学旅行

私たちは琵琶湖の方に行く事になった

次の日は大阪に移動し

USJに行くのを楽しみにする事で嫌すぎるカヌーを乗り切った。


カヌーが終わり顔面蒼白の私とM美はホテルのエントランスで

飲み物を買い部屋へと戻った。


琵琶湖のホテルの部屋は結構階層が高く

窓からの景色は

琵琶湖が一望でき特等席だ


部屋の中にはシングルベッドが2つ

部屋の壁側の真ん中には

でっかい鏡が付いたドレッサーがベッドに向かって設置されていた。


アンティークなドレッサーが可愛くて私とM美はテンションが上がっていた。


M美「めっちゃ綺麗じゃん!やったね琵琶湖見えるよ」

はしゃぎながら窓の外を指さす。


夕日に照らされた琵琶湖はすごく綺麗だった。


夕ご飯の時間になり

みんなでご飯を食べたあと各自の部屋へと戻った

就寝時間まではまだ時間がある為

他の部屋の友達までも部屋に集まってたわいもない話をしていた


楽しい時間はあっという間に過ぎ

気づいたらいつの間にか10時30分を回っていた


「やば!先生に怒られる

明日USJだしもう寝よっか」


みんな部屋に戻っていき急に静かになった


M美「じゃ寝るか!早く寝ないと明日早いから」


そう言って部屋の明かりを消し

2人で布団に入った。


シングルベッドが2つあるにも関わず

怖がりなM美がただを捏ねた為寝まい中1個のベッドで眠っていた。


しばらくしてM美の寝息が聞こえてくる

私もいつの間にか眠ってしまった。


どれくらい経っただろうか


M美「ねぇ...ねぇー...トイレ行くからきて.ねぇー


M美に揺すられた弾みでベッドから落ち目を覚ました。

ドンッ!


「痛てぇ!もう....トイレそこじゃんよー」


M美「でも怖いんだもん!入口のとこにいてよ」


「分かったよー仕方ないなぁ...」


眠い目をこすりながらM美が出てくるのを入口のとこで待っていた。


M美「お待たせ、ごめんて」


半分閉じた瞼で手探りでベッドに戻った。


窓から月明かりが差し込んでいる


窓のカーテンの所に人影が映し出されていた。


...っ!!

眠かったのが一気に目が覚める


M美の方を見ると寝息を立ててもうすでに眠っていた。


窓に写っている影

ゆらゆらと揺れている

女の人だろうか.....

影しか見えていないはずなのに

強い視線をカーテン越しに感じていた。

目を離したらこっちに入ってきそうで

目を離すことが出来なかった。


私は震えながらも

入ってくる恐怖があり

朝になるまで目を離せ無かった。


いつの間にか眠ってしまったのか

M美に揺すられて目を覚ました。


「...っは!」

急いで窓の方に目を向ける


そこには朝日が差し込んでおり

昨晩の影はどこにもなかった。


何故か不機嫌なM美


M美「ちょっと!夜中も何回も起こしたのにー

窓の外に人影があってすっごく怖かったんだから!」


「???」


私の記憶ではM美はすぐ寝てしまい私は人影が入ってこないように見続けていたはず...


何のにM美は私がすぐ寝てしまい窓辺の女が入ってきそうですごく怖かったというのだ。


2人の記憶がすれ違っていた

夢にしてはあまりにもリアルすぎるし

見た影やゆらゆらと揺れていた事共通点があまりにも多く

同じ女の影を見たとしか思えなかった....


M美「朝まで寝れなかったんだからね!怖かったぁ」

もしどちらかが朝まで見続けていなかったら

あの女は入ってきていたのかもしれない....

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